映画「クソ野郎」の成功で窮地の木村拓哉と二宮和也

画/彩賀ゆう

元SMAPの稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾が主演したオムニバス映画『クソ野郎と美しき世界』が4月6日からの2週間限定で86館の公開ながら、入場者数が28万人を突破したと報道された。一部ネットメディアからはテレビ露出の少なさから興行収入は2億円から2.5億円と苦戦が予想されるなか、大健闘したといっていいだろう。

公開初日に109シネマズ二子玉川で稲垣、草彅、香取と監督の4名が登壇する完成披露初日舞台あいさつがおこなわれ、観客動員を増やすためにほかの映画館を駆けずり回り宣伝活動に励んだことも功を奏した。

映画は続編が決まり、稲垣たちはジャニーズ事務所に頼らなくとも観客動員できることを示したが、真逆の結果になったのがジャニーズ事務所所属タレントの映画だ。『Hey! Say! JUMP』の知念侑李が主演する『坂道のアポロン』は290館で公開されるも、興行収入3億7087万円で観客動員数は30万0824人。また、『Sexy Zone』の平野紫耀が主演した『honey』は145館で公開されたが興行収入は0.6億円だった。

 

ジャニーズ最後の砦は「検察側の罪人」

こうなってくると木村拓哉にプレッシャーがかかる。木村は『嵐』の二宮和也と共演した映画『検察側の罪人』で主演をしている。映画はYouTubeに特報動画が公開され、ファンからは「ふたりとも背筋がゾクゾクする演技!」、「もう夏まで待てません」と歓喜の声が上がっている。

だが、ポスターの撮影をしたカメラマンの“アラーキー”こと荒木経惟は、2001年から2016年までモデルを務めたKaoRiさんからハラスメント行為があったことを明かしている。荒木氏による撮影で同意書もなくヌードを強要され、写真を無断使用された揚げ句、荒木氏を名誉毀損で訴えるといった行動はしないという趣旨の同意書に脅迫されるような形でサインさせられたとインターネット上で告白したのだ。

この一件は木村や二宮と一切関係ないが、映画にとっては縁起が悪い。しかも木村は、『週刊女性』が実施した『嫌いなジャニーズ2018』の4位にランクインしている。一方で二宮は、フリーアナウンサーの伊藤綾子との交際が報じられ、ファンからブーイングが出ている。

もし、この映画が失敗に終わるようであれば、ジャニーズ事務所は所属タレントの出演映画が立て続けに不振ということになる。打開策は見いだせるだろうか。

 

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