コンフィデンスマンJP「ゲイで笑い取るな」演出に批判

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4月30日に連続ドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)の第4話が放送され、演出を批判する意見が出ている。

この日のゲスト出演者は佐野史郎で、うなぎを国産と偽る食品会社の社長役を演じた。今回は会社の悪事を暴くために長澤まさみの演じるダー子らが奮闘。会社にまつわる映画を制作するなかで告発することに成功した。

佐野は番組冒頭で女性社員にセクハラするなど悪徳社長の役を演じたが、番組後半ではボクちゃん役の東出昌大に迫った。佐野の演じる俵屋はダー子とボクちゃんのふたりがいる部屋に突然現れ、「この世界でやっていくなら、わたしとは仲良くなっておいたほうがいい。ふたりで飲もう。言ってる意味分かるよね」と迫った。

このときダー子は「自分が迫られている」と判断したが、俵屋は「君(ダー子)じゃない!」と叫び、「初めて会ったときから魅力的な若者だと思ってた」とボクちゃんのもとに寄り、「(ボクちゃんに)全部出資する。僕の部屋で飲もう。夜明けのコーヒーを一緒に飲もう」と部屋中を追いかけ回した。ダー子は「なんでわたしじゃないのよ!」と不満げな様子でその場から立ち去った。

 

「ゲイの設定は必要?」と疑問も

ツイッター上では今回の脚本も視聴者からおおむね好評だったが、唯一、佐野が東出に迫る場面だけは批判があった。

《佐野史郎演じる社長が実はゲイでしたとイロモノ的に描くのは良くないし、ぼっちゃんに迫り、本人が嫌がってるのに結局そうなりましたと描くのはダメだよ。》
《ゲイで笑いをとる手法は古すぎやしないかと疑問に思った》
《佐野史郎がゲイの設定というのは必要だったのかなぁ》
《こういうのって ありがちな手法だったけど、まだOKなのね?と思ったけど、アメリカのドラマでもまだあるような気がするからありなのか…》

性差別やセクハラ問題が世間をにぎわせている昨今、LGBTを題材にして笑いを取る演出に疑問を持った視聴者もいたようだ。

今回の平均視聴率は9.2%(ビデオリサーチ調べ=関東地区)とまずまず。今後の視聴率アップも期待できそうだが、差別につながりかねない表現には気を付けなければならないだろう。

 

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