山口達也の事件で触れられないジャニー喜多川社長「同様の罪」

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未成年の少女に対する強制わいせつ容疑で書類送検され、起訴猶予の処分が下った『TOKIO』の山口達也。この前代未聞の不祥事はゴールデンウィーク中もワイドショーをにぎわせた。

そんななか、テレビでは全く触れられることのない“ある件”でインターネット上が大いに盛り上がりを見せた。それは異例の“お詫び”コメントを発表したジャニーズ事務所、ジャニー喜多川社長の同性愛(少年愛)についてだ。

「いまから30年前の1988年に、元『フォーリーブス』の北公次氏(享年63)が『光GENJIへ』(データハウス)という暴露本を出版し、ジャニーズ事務所のタブーが明るみになりました。フォーリーブスは1968年にレコードデビューしたジャニーズ事務所初期の4人組男性アイドルグループで、“ジャニーズ戦略”の原点と言っていい存在です。一方『光GENJI』は1987年デビューで、本が出版された当時、ジャニーズで最も人気のあったアイドルグループ。ジャニー社長の昼夜を問わない性的虐待を告白して、その本は発売当時センセーショナルを巻き起こしました」(芸能記者)

北氏はその後、2冊の暴露本を出版し、北氏以外の元ジャニーズタレントのなかにも、これに追随する人が出てきた。中谷良氏の『ジャニーズの逆襲』(データハウス/1989年10月)、平本淳也氏の『ジャニーズのすべて 少年愛の館』(鹿砦社/1998年12月)、木山将吾氏の『SMAPへ―そして、すべてのジャニーズタレントへ 』(鹿砦社/2005年)などだ。木山氏が語るには、15歳から17歳までジャニー社長の“愛人”だったという。本では歌手デビューを餌に、ジャニー社長が10代の若い男の子たちに手を付けていった様子が描かれていた。

「強姦罪でいずれこの社長は逮捕されるのだろうと、当時多くの人は思っていましたが、それ以降、そんな気配は微塵も出てきませんでした。それどころか、ジャニーズ事務所はこの30年で芸能界の男性アイドル部門をほぼ独占する事務所に成長してしまいました」(同・記者)

 

裁判にも発展

1999年に『週刊文春』がジャニーズ事務所に関する特集記事のなかで、ジャニー社長の所属タレントに対する同性愛行為を報道している。これに対し、ジャニー社長側は記事が名誉毀損であるとして、文春側に対し1億円余りの損害賠償を求める民事訴訟を起こした。

「一審判決ではジャニー社長側が勝訴し、文春側は東京高裁に控訴しています。二審判決では、ジャニー社長側のセクハラ行為が認定され、損害賠償額も減額されました。ジャニー社長側は最高裁に上告しましたが、2004年2月に棄却されています。これにより、セクハラ行為の認定については確定したことになります」(同・記者)

『#Me Too』のムーブメントが日本でも広がりつつあるいまこそ、元ジャニーズのタレントたちは立ち上がるべきではないだろうか。

 

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