人気爆発しやすい「ティーン女優」の暗部

msv / PIXTA(ピクスタ)

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昨年に公開された映画『君の膵臓をたべたい』でヒロインの山内桜良を好演し、日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞した浜辺美波。彼女はまだ17歳だ。現在放映中のNHKの朝の連続テレビ小説『半分、青い。』で主役を務めている永野芽郁は、この春に高校を卒業したばかりの18歳だ。

彼女たちは“ネクストブレイク”というより、現在ブレイクの真っ最中。ティーンの女優たちが全盛時代を迎えているといっていい。

広瀬すずや橋本環奈も高校を卒業する前にはすでに人気になっており、彼女らを見ても各芸能事務所がティーンの女優の育成に力を入れているのは一目瞭然だ。

「まだ芸能界に染まっていない純粋無垢な印象のティーンは、幅広い層から好感を得やすく、CMの需要も大きいのです。また、コアなファンからはイベント集客や写真集、カレンダー販売など物販での収益も期待できます。なかでも女優はしっかりと管理をすれば結婚のリスクが10年くらいは発生しませんから、事務所は若い女優を社の稼ぎ頭にしようとするのです。しかし、問題がないわけではありません」(芸能記者)

この芸能記者が挙げる“負の要素”は何か。

 

主演を射止めても安心できない日々が続く

「早い芸能界入りで社会性や一般教養が得られないこと。次にストーカーの恐怖と性的写真の拡散に悩まされること。学校でのいじめから不登校になるケースもあること。競争の激化で、オーディションの難易度は上がる一方ですから、主演クラスを射止めた10代の女優でも『落ち続けてどん底を味わったことがある』という話はよく聞きます。シンデレラストーリーに恵まれなかったティーン女優のなかには、メンタルが崩壊してしまい、貧困から脱するために水商売への転身を余儀なくされたケースもあります」

加えて、意外と多いケースが、娘の芸能界入りをめぐって両親が不仲になったり、最悪離婚してしまうという例だ。さらには次のような状況も起こりうるという。

「芸歴と演技力で勝る子役女優は、ティーン女優にとって強力なライバルとして立ちはだかります。芦田愛菜や本田望結といった人気子役が中学生になりましたしね」(芸能レポーター)

子役ブームが続いているだけに、今後も長く“プロパーVS中途採用”のバトルは続くだろう。一度主役を射止めたくらいでは安閑としていられないのだ。

 

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