もしも、横綱になって自己ワーストとなる4場所連続の優勝無しとなれば、一気に引退説が噴き出す。
こういった周囲の声に対して白鵬は「記録がモチベーションになる」としてはね除けようとしている。だが、余計な雑音を封じるために終盤の粘りが必要だ。
「明らかにスタミナがなくなってきている。この3場所はいずれも終盤の勝負どころで失速し、横審でも『あれは何だ』という声が上がったそうです。第一人者のメンツにかけても存在感を見せつけないといけない」(協会関係者)
幸いにも調子は尻上がり。果たして、白鵬は甦ることができるか。