大谷翔平「野茂がとれなかった」国民栄誉賞の可能性

画/彩賀ゆう (C)まいじつ

ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平がMLB1年目で偉大な記録を破る可能性が出てきた。1918年にベーブ・ルースが打ち立てた同一シーズン13勝、11本塁打という記録。MLBで同じ年に10勝以上、ふた桁本塁打を記録したのはルースしかいない。

「大谷は5月15日までに5本塁打を放ち、このままのペースで打ち続ければ12本塁打以上を記録するのは間違いないでしょう。そうなると、ルースの記録を破れるかどうかは勝利数次第ということです。14勝できれば世界記録。これまで、ルースの記録は破られないというのが定説でしたが、大谷は未知の領域へ到達する可能性を残しているのです」(野球ライター)

この記録への挑戦は来季以降も可能だ。

「大谷が投手と打者の二刀流でどんな成績を残すかはアメリカでも話題になっています」(同・ライター)

 

国民栄誉賞の対象になる可能性

もし大谷が記録を達成した場合、国民栄誉賞の授与が政府内で検討されることになるだろう。過去に野球関係者では王貞治、衣笠祥雄、長嶋茂雄、松井秀喜が受賞しており、イチローも受賞候補に挙がっていたが本人が現役選手であったことを理由に辞退している。

「意外なことに、野茂英雄氏は受賞していません。1990年にメジャーの新人王を獲得。最多奪三振2回、ノーヒットノーラン2回と“トルネード投法”で大旋風を巻き起こし偉大な足跡を残しました」(スポーツ紙記者)

国民栄誉賞に関しては、受賞基準があいまいだという意見がある。

「松井氏はメジャーでワールドシリーズのMVPとして表彰されましたが、主要な打撃タイトルは獲得できていません。タイトルを獲得している野茂氏のほうが実績は上です。松井氏が国民栄誉賞を受賞できたのは、同じ年に長嶋氏に栄誉賞をあげるために“抱き合わせ”にしたと言われています」(同・記者)

大谷の場合は主要タイトルでなくとも、塗り替えられないと言われたルース氏の記録を更新することで国民栄誉賞の対象になるのではないかとされている。記録が大谷のものとなったとき、イチローのように現役であることを理由に辞退するのか、それとも受賞を受け入れるのだろうか。

 

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