西城秀樹が死去。「ギャランドゥ」という憧れスタイル

「ギャランドゥ」というスタイルを確立した西城秀樹

(C)まいじつ

『傷だらけのローラ』、『YOUNG MAN(Y.M.C.A.)』などのヒット曲で知られる歌手の西城秀樹が、5月16日に急性心不全のため神奈川県横浜市内の病院で息を引き取った。63歳だった。

西城は2003年と2011年に脳梗塞で入院し、右半身まひのリハビリをしながら音楽活動を続けていた。4月25日夜に自宅で倒れ、それから3週間にわたって病床で闘ったが、最後まで意識は戻らなかったという。

「西城は1972年にシングル『恋する季節』で歌手デビュー。郷ひろみ、野口五郎とともに“新御三家”と呼ばれ、1970年代、1980年代のアイドル歌謡全盛期とJ-POP黎明期を駆け抜けました。情熱的な歌声で国民的ヒット曲を連発した本物の大スターです」(ベテラン芸能記者)

 

「ギャランドゥ」という言葉を広めた西城

63歳という年齢で天国へ旅立った西城に対し、インターネット上では主に50代からの追悼の言葉や思い出話が多く集まっている。

《テレビで流れる昔の映像、懐かしさもあるけど、本当に歌がうまいなあとあらためて思った》
《今、無性にカラオケで秀樹を歌いたくなった》
《当時、公開歌番組の収録によく行きました。色テープとかを持って…。カッコよくて歌がうまくて、今のアイドルとは比べ物になりませんね》
《ちびまる子のお姉ちゃんも泣いているよ…》
《小学校のとき、西城秀樹になりたくて白いマフラーみたいな布を首から下げてたなあ》

西城が歌い続けてきた多くの名曲が、あらためてよみがえる。『情熱の嵐』、『ちぎれた愛』、『愛の十字架』は1973年、『傷だらけのローラ』が1974年、『ブーメランストリート』が1977年、そして最大のヒット曲『YOUNG MAN(Y.M.C.A.)』は1979年の楽曲だ。

「秀樹さんの曲のなかでは、もんたよしのりさんの作った1983年の『ギャランドゥ』が印象的ですね。『ギャランドゥ』という言葉は、われわれの世代は“へその下の毛”を意味するという共通認識がありますが、ばかにしていたのではなく、本当に“憧れ”だったのです。スタイルにこだわるおしゃれな人間は、夏のプールでトランクスなどはかず、『arena』のブーメランパンツをはいてへそから毛をつなげてました(笑)」(50代の民放テレビ局員)

西城のことを悼むファンは、“ギャランドゥ”で夏を満喫するだろうか。

 

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