音楽業界でアナログレコード&カセットテープ人気が復活!

同じ理由から、欧米諸国ではアンダーグラウンド系やインディーズバンドを中心にカセットテープ(磁気テープ)ブームが沸騰中だ。米国では、ゴールド&プラチナムディスクを獲得したアルバムはカセットテープ版も発売されるケースが増え、実際に販売も好調だという。

「磁気テープは音楽・映像用に一定量使われていましたが、データ保存用に需要が伸びています。というのも、東日本大震災が起こった際に、全国の自治体や企業で、信頼性が再評価されたからです。HDDよりも物理的に頑丈な記録メディアというだけでなく、保存しておくだけなら電気コストも掛からない。役所などが予備として大量のデータを保管するのには磁気テープは最適のメディアなのです」(音楽芸能ライター)

難点は、高音質な状態で音楽を聴こうとする場合、再生機器であるカセットデッキの生産がほぼ中止されていること。一方で、レコード再生機と言えば、音楽マニアのための高額機器というイメージがある。だが、最近はレコードを聴くのに充分な機能を備えた機器が1万円前後で販売されており、売れ筋商品になっている。