アメフト悪質タックル被害選手父「残りの人生を掛けて向き合う」

正義の怒り 義憤

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5月24日放送の情報番組『とくダネ!』(フジテレビ系)が、日本大学アメリカンフットボール部の悪質タックル問題を取り上げ、前日に開かれた内田正人前監督と井上奨コーチの記者会見の模様を報じた。

番組では『週刊文春デジタル』が公開した当該試合後の内田前監督とみられる人物の発言を放送。これは関西学院大学に対しての回答文のなかで、反則行為の容認発言ととられかねないとして“撤回する”とされた部分だ。

内田前監督はこう発言したとされる。

「ミスをするなっていうのは言わないですよ。簡単ですよ。ミスしちゃだめよとか反則しちゃダメよっていうのは簡単なんですよ」
「内田がやれって言ったってホントにいいですよ。全然。内田がやれって言ったでいいじゃないですか」
「あのぐらいラフプレーにならないでしょ」
「こんなこと言っちゃ悪いんだけど、○○(タックルをした選手)はよくやったと思いますよ。だから、そろそろ良くなるんじゃないですかね、○○。法律的には良くないかもしれないけど、そうでしょ。だけど、まぁそういう方向に。それが反則であるっていうのなら僕の責任だし」

さらに関学大がタックルについて抗議していることを伝えられると「よく言うよ。何年か前の関学が一番汚いでしょ。それ皆さん言った方がいいよ。これオフレコですよ。そうじゃなかったら関学みたいなチームに勝てないでしょ」と話していた。

 

火に油を注ぐ会見で迷惑した人も多数

被害選手の父である奥野康俊さんも日大側の記者会見を受けて24日に自身のフェイスブックを更新し、《指導者2人に対して体の震えが止まりません》と怒りをにじませた。

「内田前監督と井上コーチについては『日本大学の危機管理学部に入学したらどうだ』というのが日大の学生のあいだで自虐的なギャグになっています。学生たちもマスコミに追い掛けられて『たまったものではない』という怒りを大学サイドに対してにじませています」(スポーツライター)

奥野さんはさらに「この事件に息子と、アメフトと、アメフトを愛する両大学の子供たちのため、日本のスポーツ界の信頼回復のため、すべてを捧げる所存」とつづり、任期満了をもって現在務めている大阪市議に「ピリオドを打ち、次の選挙では立候補いたしません」と宣言。「残りの人生をかけ、真剣に、とことん、この問題に向き合う覚悟です」と、今回の問題解明に取り組むことを明言した。

「これはもう法廷で真相を争うしかなくなってきたような気もしますが、もともとは日大の内田前監督と井上コーチが何日も謝罪していないことから起きた問題。真面目にほかのスポーツをやっている学生がかわいそうです」(日本大学OB)

ワイドショーの格好のネタになってしまったこの事件の行方はまだまだ見えない。

 

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