錦織圭「CM剥奪の危機」全仏オープンに望みをかける

錦織圭

(C)まいじつ

テニスの全仏オープン初戦を突破した錦織圭が、5月30日の2回戦で世界ランキング51位の地元選手であるブノワ・ペール(フランス)と対戦する。その錦織は、何度か「眠い」という言葉を口にしていた。

大会初日、第2試合という巡り合わせとなったため、試合開始は午前11時だった。しかし、「眠い」という発言が繰り返された理由は、時間のせいばかりではなかった。

「練習方法を変えています。錦織なりにいろいろと考えているみたいです」(特派記者)

全仏オープンを戦う秘策として錦織が採用した新たな練習法は二部制だ。トータルでの練習時間は変わらないが、午前と午後に分けてそれぞれを短時間に集中する方法に切り換えていた。

「午前中、午後の早い時間に試合が組まれるため、短時間で体調をトップギアに入れられるコンディション作りです。また、長時間の練習よりも短いほうが集中力が増すと考えたようです」(同・記者)

 

錦織にかかるプレッシャー

だが錦織は、全仏オープンの試合が近づくにつれて寝不足にも陥っていた。初戦の相手は格下で勝って当然という実力差のある選手。世界ランキング21位が同304位に負けるわけにはいかない。

その重圧に加え、こんな声も聞かれた。

「同じ日本人の杉田祐一、ダニエル太郎と錦織の差が縮まった時期もありました。杉山は48位にランキングを落としましたが、ツアーで上位に食い込めば、また錦織と肉薄できます」(同・記者)

追われるという精神的重圧も、寝不足にさせたようだ。ここ1カ月間、錦織はクレーコートで好成績を上げているが、本来は「土は苦手」だ。スピードの出にくいクレーコートだから、鈍った実戦感覚をごまかしてきたとの指摘もある。クレーコートの全仏はいまの錦織にとって有利になるかもしれないが、4大大会の上位に進めばごまかしは利かないだろう。

「錦織出演のテレビCMはほとんど見られなくなりました。大坂なおみと入れ代わる可能性もますます高まってきました」(関係者)

錦織の尻にいよいよ火がついたようだ。

 

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