初夏で一番の注目映画!カンヌ最高賞「万引き家族」の意外な見どころ

映画『万引き家族』

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映画評論家・秋本鉄次のシネマ道『万引き家族』

配給/ギャガ 6月8日よりTOHOシネマズ日比谷ほかで全国公開
監督/是枝裕和
出演/リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、樹木希林ほか

5月下旬に行われたカンヌ映画祭で、1997年の『うなぎ』以来の邦画受賞となる最高賞パルムドールに輝いた是枝裕和監督作。その後、ビートたけしに「自著の映画化を是枝監督に任せたい」と言わせたほど“時の人”となった。初夏イチバンの話題作だ。

東京の下町、祖母・初枝(樹木希林)の年金と、夫・治(リリー・フランキー)と息子・翔太(城桧吏)による万引きを頼りに生活する一家。妻・信代(安藤サクラ)はクリーニングのパート、その妹の亜紀(松岡茉優)はJKビジネスのバイトをしている。そこに近所の団地の通路で震えていた少女が加わる…。実は、血のつながりの薄い“疑似家族”を描き、現代日本の格差や家族問題を問う社会派の側面も持つ。

“万引き家族”というから、家族全員でフォーメーションを組み、連携プレイで大掛かりな万引きをやらかすのかと思いきや、実行するのは“父と子”のみ。それも万引きシーンは多くない。むしろ、年金詐取の方に重きが置かれている。だからといって、日本社会の歪みの象徴のようなこの一家に声高に叫ばせたりさせないし、なまじの家族より絆が深い的なユートピア幻想も持ち出さない。所詮は仮の家族。いつかは離散する運命という突き放した視点が何より。“疑似家族もの”の傑作で、カンヌ最高賞の栄誉にふさわしい。是枝監督作品としても『海街diary』(2015年)と甲乙つけがたい。

 

社会派作品という一面の一方で…

で、最大の注目は若手人気女優・松岡茉優の“隠れ巨乳”。JKビジネス、いわば風俗嬢役で登場することだろう。これまで松岡に根強くあった“隠れ巨乳説”を実証するものであり、JK風俗店での“お仕事シーン”が見逃せない。ヌードは残念ながら拝めないが、着衣のままで“4番さん”と名付けた若い常連客(池松壮亮)に直接ひざ枕をして交流するシーンが妙にソソられる。そして、一家そろっての海水浴でのビキニ姿だ。花柄のようなプリントのブラ、下はやや丈長。その乳房の意外なボリュームは圧倒的。形良い下チチがはみ出そう。胸のド・アップに幼い息子の目が釘付けになり、父のフランキーが「なあ、勃起したろう」と茶化すシーンが笑える。

彼女に負けじとエロスを発散するのは、母親役の安藤サクラ。夫役のフランキー相手に夏の暑い日、扇風機のみの狭い部屋でソーメン食いの後、なし崩し的にエッチに突入する2人。布団の上に横たわる安藤の全裸が実にエロい。むっちりと肉が付いた尻、うつ伏せの体勢から垣間見える熟れたバストにはゴクリ生唾である。

作品の出来と、主演・助演女優のエロス競艶で、観る価値十分!

 

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