阪神「斎藤佑樹をセットアッパーに」起用に意欲か

(C)Michal Sanca / Shutterstock

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北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹が、6月12日の阪神タイガース戦で先発マウンドを託された。

前日に室内練習場での調整後、「数少ないチャンスなので、ちゃんとつかみにいかないと」と意気込みを語っていた斎藤。今回の登板内容に強い関心を抱いているのは自軍の栗山英樹監督だけでなく、阪神の金本知憲監督も注視しているという。

斎藤は二軍で9試合に登板してこれまで1勝2敗1セーブ、防御率は2.51だ。30歳という年齢を考えると、一軍定着できていない投手は戦力外通告が迫ってきてもおかしくはない。

しかしながら、まだ斎藤が活躍できると可能性を感じているチームもあるという。

「セットポジションでの投球が良くなった。けん制やバント処理はもともと上手だったし、セ・リーグ向きの投手だと評されていました。短いイニングならいけると思う」(在京球団スタッフ)

 

右のセットアッパーを探している金本監督

阪神は低迷する打線のテコ入れとして、MLBのシカゴ・カブス傘下の3Aアイオワから、エフレン・ナバーロの獲得を決めた。しかし、金本監督が一抹の不安を感じているのは救援投手陣だ。ここまで阪神のリリーフ陣は昨季の登板過多で精彩を欠いており、ベテラン左腕の能見をセットアッパーに緊急コンバートしたほど。ストッパーのドリスにつなぐための投手がもうひとり、それも能見と被らない右投手が希望だ。こういった状況で、斎藤のことが獲得候補に挙がっているという。

「日本ハムは控え野手が弱く、代打の切り札的な存在がいません。交換要員によってはすぐにでもトレードが成立するでしょう」(同・スタッフ)

これまで斎藤は何度もトレードの噂が浮上してきた。「環境を変えれば復活するはず…」という期待があったからだが、今回のセ・リーグ各球団の「セットポジションでの投球が良くなった」という評価は、まさにラストチャンスだろう。

金本監督の目に、斎藤のピッチングはどう映るだろうか。

 

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