「女子更衣室」のドアを開けたら!?昭和の呆れたジョーク玩具

これまでいろいなジョークグッズを紹介してきましたが、今回ほどバカバカしくも素晴らしい出来のものはそうないでしょう。

こちらが1969年、『東洋スパッツ商会』という会社が香港から輸入して販売していた『Hippie Out-House』(日本商品名『ヒッピー小便』/360円)というジョークグッズになります。“out-house”とは“野外便所”のことです。

せまい便所小屋の中に長髪でメガネをかけたヒッピー風の男が後ろ向きに立っています。《HIPPIE WORKSHOP》(ヒッピーの作業場)と書かれた扉を開けると…。

男がクルッと回転して正面を向き、そのオチンチンから「ピュッ」とおしっこ(水)が飛び出し、扉を開けて覗き込んだ人の顔にビシャ~ッ。

扉の動きに連動したレバーが小屋の中に隠されたポンプを押し、その空気圧で小屋の底部に入っている水を押し出すという、水鉄砲と変わらない仕組みです。

かわいい赤ちゃんならともかく、むさいヒッピー男に小便なんかひっかけられた日にゃ目も当てられません。いやはや何とも。

ちなみに扉裏に書かれた《PEACE ON YOU》はPEACEとPISS(おしっこ)をかけてあるわけですね。芸が細かい。

実はこの玩具は数種類のバージョン違いがありまして、何と女性版もあるのです。それがこちらの『LADY IN THE BATH HOUSE』(日本商品名『レディーズオンリー』)です。“女子用更衣室”という意味です。

先ほどの玩具と同じく小さな小屋の中に女性が後ろ向きに立っています。そして扉を開けると…。

パンティー1枚のグラマーな女性が振り向きざまにオッパイからお乳(水)をピュッ!

箱絵をよく見ると、扉を開けている子供の口にお乳が…ということは、この女性は自分の子供に授乳していたんですね。これはヒッピー男に小便かけられるよりも全然うれしい!(笑)。いや、そうじゃなくて、授乳プレイとはちょっと変態性高過ぎでしょう。

さすがは“愛と平和とフリー・セックス”のヒッピームーブメントやウーマンリブなど、社会的にフリーダムな気運が高まっていた1969年の玩具だけはあります。

さて、あなただったらこのジョーク、ピースしながらニッコリとスマイルできますか?

(写真・文/おおこしたかのぶ)

 

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