行き着く先は闇か?いま静かに進行する「地球のメス化」問題

人工授精

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いま「メス化」が進んでいるらしい。といっても男性がスカートを履いて女装するという意味ではない。今回ぶった斬るのはあらゆる生物のオスが「知らぬ間にメス化していく」という、かなりシビアなお話なのである。

 

劣化するY染色体の恐怖!

人間を含めた大部分の哺乳類の性別は『性染色体』で性別を決定する。例えばメスはXX、オスはXYという形で性染色体の配列がなされ、母親の胎内で徐々にメス化、またはオス化していくのだ。しかし最近はオス化を決定する「Y染色体の劣化」が着実に進んでいるという。これはXXが優勢、つまり全地球規模でのメス化を意味する。

Y染色体が劣化する原因は先にお伝えしたマイクロプラスチック汚染と「密接な関係」があるらしい。何故ならマイクロプラスチックに吸着されたダイオキシンやPCBなどの有害物質(環境ホルモン)が生体内に入り込むと、内分泌ホルモンが攪乱され、精子の減少や奇形など、生物の性機能に重大な障害が起こる可能性があるからだ。

これは海だけの問題ではない。日常的に田畑に散布される化学合成農薬も環境ホルモンの一種だが、この手の農薬は「ミツバチの大量失踪」に深く関係しているとされ、世界的な社会問題となっている。しかし我々は田畑から収穫された作物を食べなければ生きられない。非常に心配だ。

 

環境ホルモンで社会が激変する?

実はある研究機関が怖いメス化統計を出している。彼らが世界20か国で男性の精液1mlに含まれる精子の数を検査すると、50年前は1.5億だったのに対し、近年では何と約6000万にまで急減しているという研究結果が出たのだ! つまり現状を放置すれば精子の数が減少していき、いつかはセックスをしても「子供が生まれない」という最悪の事態も考えられる。

ここからは全くの仮説だが、今後数百年が経過し、人間の生殖機能が「完全に衰えたら」社会はどのように変化するのだろう?人間の委託を受けた高度なAIが遺伝子操作技術を使い、フラスコの中で工業製品のように子供を作り、人類を存続させていくのかも知れない。

どちらにせよ無機質で愛がなく「救いのない世界」となるのは間違いないだろう。

 

出典:Chemical Pollution Is Destroying Masculinity

 

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