既婚女性「不倫願望と罪悪感」を露わにした劇場版『昼顔』地上波初放送

上戸彩

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6月25日にフジテレビ系列で映画『昼顔』が地上波初放送され、SNSやインターネット掲示板などで大きな反響を呼んでいる。

『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』は2014年に放送されたテレビドラマで、上戸彩の演じる平凡に暮らす主婦が、あるきっかけから斎藤工が演じる高校教師の男性と知り合い、次第に惹かれていくうちに不倫関係になるというストーリーで人気を博した。劇場版では、そのドラマの結末から3年後が描かれている。

「“不倫”というテーマ自体は目新しいものではないですが、このドラマは徹底的に既婚女性を“狙い撃ち”したことで大当たりしました。 既婚女性が『自分がこのヒロインだったら…』と妄想するような展開をうまく取り入れていました。この“妄想が捗る”というのがポイントで、感覚としては女子中高生における少女漫画に近かったのではないでしょうか」(ドラマウオッチャー)

昼顔は不倫讃美の話ではなく、罪悪感を強く描いたストーリーになっている。そのあたりも結婚をすでに経験している女性層の心理に感銘を与えたようだ。

「現実で不倫経験のある女性には、逆にあまりウケなかったのではないかと思います。ましてやほとんどの男性は、何が面白いのか分からなかったのではないでしょうか。それぐらいターゲットを極端に絞ったことがヒットの理由でしょう」(同・ウオッチャー)

 

不倫はいけないことだと再認識

実際、盛り上がりを見せているのは、女性向けのインターネット掲示板が中心だ。

《賛否両論あるだろうけど作品としては完成度高いね》
《やっぱり、不倫はダメ。人の家庭を壊して幸せになれるなんて、ふざけた話はない》
《別にこんな鬱エンド求めてなかったw もっとエロいの観たかった…》
《後味が悪すぎる! 軽い気持ちで見ないほうがよかったわ》
《不倫ってこれぐらい救いようがない結末じゃないといけない気がする》

これらの感想を見ても、多くの女性がやはりあくまでフィクションとして楽しんでいたことが分かる。

「不倫はいけないことだと再認識した女性が多かったようです。その点でも、昼顔が“不倫願望を持つ女性”にウケていたのではないことが分かります」(同・ウオッチャー)

昼顔を熱心に観る既婚女性を横にして微妙な顔をしていた既婚男性たちも、とりあえずはひと安心といったところかもしれない。

 

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