熊谷・男女6人殺害 事件前にペルー人容疑者が新宿歌舞伎町で警察官と揉み合い目撃情報

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ひょっとして新宿が血の海になっていたのかもしれない。埼玉県熊谷市で男女6人が無差別に殺された事件で、別の住居侵入の疑いで身柄を確保されたペルー人のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン容疑者(30)の関与が疑われている。しかし、ナカダ容疑者は確保前に住宅の2階の窓付近で包丁で自らの手首を切り、窓から落下し、意識不明の重体のまま。

判明しているところでは、ナカダ容疑者は9月13日に「ペルーに帰りたい」などと独り言を言いながら熊谷市内をうろつき、不審者がいるとして通報され、埼玉県警熊谷署に任意同行された。事情聴取中、「たばこを吸いたい」として署外の喫煙所に。付き添いの警察官が1人だったため、そのまま逃走。そして、14日に50代夫婦を、16日に母娘ら4人の殺害事件が起きた。

「ナカダ容疑者は伊勢崎市の食品工場で働いていたが、12日朝、所属派遣会社に『背広の男に追われて、これ以上働けない』として退職。一度に大量の人を殺害するスプリーキラーは、失職や失恋など、人生を絶望したり、精神破綻を起こすきっかけがあって犯行を起こすのですが、ナカダ容疑者は何がきっかけだったのか。意識を回復して、すべてを話して欲しいです」(社会部記者)

その容疑者らしき人物が事件前、東京・新宿歌舞伎町で警察官に絡んでいたという情報が浮上した。