いくらもらえるの?W杯出場で日本代表選手がもらえる「報酬」が明らかに

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サッカーのワールドカップロシア大会(W杯)は日本時間6月29日までにグループステージ全日程が終了した。日本代表はポーランド代表との最終戦で今大会初黒星を喫したものの、グループリーグで2位となり、2大会ぶり3度目の決勝トーナメント進出を決めた。アジア勢で唯一の進出を果たした決勝トーナメントでは、1回戦で優勝候補のベルギー代表と対戦することが決まっている。

そこで気になるのが代表選手の給料だ。選手は普段、所属クラブから給料をもらっているが、代表に選ばれると“出場給”というものが支給される。さらに、試合に勝つと“勝利給”もある。

過去、日本代表に選ばれたことがある城彰二は、自著の中で、初めて日本代表に招集されたときの報酬が日給5000円、試合に勝つと勝利給10万円が支払われ、引き分けたとしても5万円の報酬があったと告白している。同じく元日本代表の田中マルクス闘莉王は、テレビ番組で「代表に選ばれたら1日1万円」、「W杯の場合は1勝すると一人200万円、コンフェデレーションズカップなどは30万円、東アジア選手権などは20万円、親善試合は10万円から15万円と決まっています」、「正直なところJリーグで試合した方が全然高いですね」と明かしたことがある。

では、今大会はどうなのか。調べてみると、W杯では大会ごとに勝敗に応じた賞金と、大会準備費や選手を派遣するクラブへの補償などに充てられる金額全てを合わせた『分配金』というものがある。この分配金は総額で7億9100万ドル(約900億円)になるとFIFAから発表されている。これが各国の成績によって金額が変わってくる仕組みだ。

優勝国が3800万ドル(約42億円)、準優勝国が2800万ドル(約31億円)、3位が2400万ドル(約27億円)。最も金額の低いグループステージ敗退国でも賞金は800万ドル(約9億円)、また、出場全32カ国には大会準備費として150万ドル(約1.6億円)が分配される予定で、出場しただけでも最低で950万ドル(約11億円)の分配金が保証される。この金額は、日本だと日本サッカー協会(JFA)へ入金される。

 

各選手にはいくら分配されるのか?

選手への出場給として公式の見解は、2011年にJFA公式サイトに『日本代表選手ペイメント問題に対する当協会の考え』として公開された。そこには次のようにある。

【日当】
1日1万円

【勝利ボーナス】※引き分けは半額
Sランク:200万円(W杯)
Aランク:30万円(コンフェデ杯、アジア杯、W杯予選)
Bランク:20万円(東アジア選手権、アジア杯予選、キリン杯、FIFAランクTOP10との親善試合)
Cランク:15万円(FIFAランクTOP11~20との親善試合)
Dランク:10万円(FIFAランクTOP21以下との親善試合)

【大会ボーナス】
・W杯 優勝:5000万円 2位:3000万円 3位:2000万円 ベスト4:1000万円 ベスト8:800万円 ベスト16:600万円
・コンフェデ杯 優勝:300万円 2位:150万円 3位:100万円
・アジア杯 優勝:200万円 2位:100万円 3位:50万円
・東アジア選手権 優勝:100万円 2位:50万円 3位:25万円

※上記金額を該当選手全員に一律支給
※最終予選に出場した選手が対象となり、その出場実績に伴い金額が算出

これに照らし合わせると、今回は出場給の他に勝利ボーナスとして200万円、ベスト16に進出したので600万円が入ることになる計算だ。

金額だけ聞くとうらやましく感じるが、負けたら出場給1万円×日数だけなのだから、勝ってなんぼの世界なのだ。

 

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