「クレヨンしんちゃん」声優交代で春日部市民が抱える不安

不景気

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アニメ『クレヨンしんちゃん』(テレビ朝日系)で約27年にわたり、主人公の野原しんのすけの声を務めた声優の矢島晶子が、6月29日の放送回で“ラストしんちゃん”を演じた。矢島は先ごろ「しんのすけの声を保ち続けることが難しくなった」との理由で降板を発表していた。後任は声優の小林由美子に決まっている。

最後の放送日となったこの日は、朝からインターネット上へ続々と惜しむ声が続々と投稿された。

《今日のしんちゃんはぜったいに見逃せない》
《今日のしんちゃんは絶対見なあかん》
《小さいころからずっと見てきただけに寂しい》
《本日のクレヨンしんちゃん、泣きながら見ます》
《今夜のクレヨンしんちゃんは特別な回》
《しんちゃん=矢島さん。本当にお疲れ様でした》

このように、早くも“しんちゃんロス”を感じさせるものばかりだ。

 

観光に影響がないか不安

「実は、しんちゃんの声が変わることに、クレヨンしんちゃんの舞台である春日部市の関係者が不安を見せています。というのも、春日部への観光客は、しんちゃんの人気があってのもの。バスやビル、商店街などそこかしこにしんちゃんがいます。作品の中に登場する場所を記念に訪れるなど、経済効果も抜群。しんちゃんの声優が変わることで、もし人気が下がるようなことになったら観光客も減ってしまうのではと心配なのです。声優交代が春日部の観光客数に影響するのは仕方がないと思いますが、そうであれば、もう少し春日部の魅力を作品に盛り込んでいただければと思いますね」(春日部市の観光業関係者)

春日部といえば、桐箱、大凧、麦わら帽子が名産であり、市内を貫く大落利根川周辺には、珍しい野鳥もたくさんやってくる。声優が変わって人気に陰りが出る危険がある今、果たして春日部市の魅力が作品により多く盛り込まれていくだろうか。

 

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