災害時こそネットは命綱!緊急時に解放される「無料Wi-Fi」を活用しよう

(C)bannosuke / PIXTA(ピクスタ)

西日本を襲った記録的な大雨は、各地に土砂崩れや河川の氾濫など多大なる被害を及ぼした。陥没した道路や、横転した自動車など、濁流によって破壊された町では住民が後片付けに追われているが、復旧には数カ月かかるため、しばらくは避難生活を余儀なくされるだろう。

電話回線やインターネット回線などのインフラ復旧にも時間が掛かるというが、ネットが使えなくて困っている人は、携帯各社が無料で開放しているWi-Fi回線を利用するといいだろう。

「au、ドコモ、ソフトバンクの各社が、広島県、岡山県の全域でWi-Fiスポットを無料開放しました。ネットワーク名は『00000JAPAN』で、誰でも無線LANが利用できます。0が5つ並ぶことから“ファイブゼロジャパン”言われ、2011年の東日本大震災以降、通信会社や企業、地方自治体が協同で立ち上げた無料公衆無線LANです。自宅のネット回線が使えない人は、スマホの接続先に指定するといいでしょう」(ITジャーナリスト)

Wi-Fi回線にわざわざ繋がなくても、携帯の電波が届くなら大丈夫じゃないかと思う人もいるだろうが、それはあくまでも通常時でのこと。今回のような大規模災害時には、多くの被災者が携帯電話を使って、安否確認や救助要請をするため、携帯回線が混雑して接続しづらくなることがある。日本全国に100万カ所以上ある公衆無線LANのアクセスポイントを利用することで、スムーズなコミュニケーションをはかることができるのだ。

 

使用時にはセキュリティに注意

利用方法は、アイフォンの場合、設定画面から『Wi-Fi』を選択、スライドボタンをオンにすると次の画面でSSIDリストがでてくるので、『00000JAPAN』を選択すれば無線LANに接続することができる。アンドロイド端末でも基本的な手順は同じだ。

「誰でも無料で利用できるので、緊急時には大変便利なのですが、通信が暗号化されていないのでセキュリティには注意してください。データの送受信は情報を抜き取られる可能性があるので、クレジットカード番号やユーザーID、パスワードなどの個人情報の入力はできるだけ避けたほうがいいでしょう」(同・ジャーナリスト)

あくまでも応急手段だが、緊急時の今こそ有効に活用したい。

 

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