カジノ法案成立「ギャンブル依存症」よりもずっと怖い!?「スマホ依存症」

(C)adam121 / PIXTA(ピクスタ)

2018年7月20日に、いわゆる「カジノ整備法」こと総合型リゾート施設(IR)実施法が成立した。これによって、国内で3カ所を上限として、カジノを含んだリゾート施設が作ることが可能となった。外国人観光客を目当てに北海道、大阪、和歌山、長崎が誘致に意欲を示している。

とはいえ、日本にはすでに、競馬などの公営ギャンブルやパチンコやパチスロもあって、熱中する人が多い。宝くじやサッカーくじなどの公営のくじも、一見するとギャンブルには感じられないものの、明らかなギャンブル。テレビでは競馬や宝くじのCMが流されて人々を煽っている。日本はすでにギャンブル大国なのだ。

カジノ合法化において、常に問題になってきたのが「ギャンブル依存症」の問題だが、中国上海市では7年間で600万元(約1億円)もの大金を宝くじにつぎ込んだ中年男が、一文無しになったことに腹を立て、宝くじ売り場に放火して逮捕された。同じことが日本でも起こりうる。

しかし、もっと身近で怖い依存症がある。

 

あなたも依存症ではありませんか?

日本のみならず世界中がもっと憂慮しなければならない依存症は、スマートフォンとソーシャルメディアだ。

ニールセンデジタルのデータによると、スマホの利用時間に占める割合が長いサービスはLINE、Google、Twitter、YouTubeとなっている。ソーシャルメディアや動画サイト、電子商取引、自分の関心がある情報の収集などに1日のうち2割の時間を費やしているのが実情だ。1日8時間寝るとして、残り16時間。1日3時間以上はスマホに費やしていることになる。

「アクセスするたびに変動するreward(報酬)が得られるようにする仕掛けは、ユーザーが『今度はどういう投稿が来ているだろう』『この前は自分の投稿に“いいね!”がついてなかったけど、今度はその数が増えているかも』と期待して、何度もアクセスするように仕向けます。この原理は、実はカジノのスロットマシーンと全く同じ仕掛けなのです」(ギャンブルライター)

カジノはお金を投入すれば、たまには当たって儲かる可能性もある。しかし、スマホで“いいね!”を付けたりもらったりするために投入した時間は、何も生み出さない。

「時は金なり」と昔の人は言った。ギャンブルにハマる人を見て「愚かだな」と思っているあなたは、お金より大切な時間をスマホで失ってはいませんか?

 

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