楽しい水遊びが「悲劇」になる!必ず知っておきたい事故防止策

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夏は水難事故が多発する季節だ。警察庁発表の『平成29年夏期における水難の状況』によると、平成29年夏期(7月と8月の2カ月間)における水難は発生件数511件、 水難者647名、うち死者・行方不明者は248名に上る。このうち中学生以下の子供は発生件数83件、水難者130名、うち死者・行方不明者14名だ。

「全年齢層の水難者について発生場所別にみると、海が377名、河川は192名ですが、中学生以下の子供の死者・行方不明者について発生場所別にみると、河川が50%で、28.8%の海よりも多いのです」(アウトドアライター)

川が海よりも危険な面はいくつかある。

「海とプールにはライフセーバーや監視員がいますが、川にはいません。また海水は塩分を含むので人は浮きやすいですが、川の水はほぼ真水ですから人が浮きにくい。川底には流木、岩があり、それに足が挟まり、流れが強い場所だと、顔を水面に出せないケースが生じます」(同・ライター)

 

もしも溺れている人を見つけたら…

川遊びをするときにはライフジャケットを身に着け、低体温症を防ぐためにウエットスーツも着用し、足元は藻や苔で足がすべらないように専用の靴を履くことが重要だそうだ。この他にも注意点はあるという。

「急に流れが速くなる場所、不規則な流れが発生する場所が多々あるので要注意です。流れや水量が短時間で変化することが多く、上流で降った雨で急に増水する場合は気づきにくいのも、河川の怖い点です」(同・ライター)

万一、溺れている人がいたときはどうしたらいいのだろうか。

「助ける人は絶対に川に入らず、救助用ロープ、釣り竿、オールなどを差し出してください。それがなければ浮きやすいもの、ボール、レジャーマット、スナック菓子が入ったレジ袋などを、岸に行けるまで、とにかく投げ続けることが大事です」(同・ライター)

水辺の事故は決してなめてかかってはいけない。

 

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