「奇跡の50代アスリート」小谷実可子が東京五輪の顔に起用された理由

小谷実可子

(C)まいじつ

10月にアルゼンチンのブエノスアイレスで開催されるユース五輪大会の日本選手団団長に、女子シンクロナイズドスイミングのソウル五輪銅メダリストでJOC理事の小谷実可子氏が就任する。小谷氏は「大、大、大家族のお母さんになる気分です」と明るく、その意気込みを語った。

同大会は15歳から18歳までを対象としている。東京五輪に出場する可能性はもちろんだが、ブレイクダンスやローラースケートなど、若者に人気の新種目も含め32種目が行われる。こうした新競技の若者たちの“お母さん”になるということは、将来、大きな影響力を持つことになる。

「ユース世代を対象としたこの大会は、アスリートの教育も兼ねています。競技の成績が優秀でもその言動が幼過ぎたり、メンタル面でのコントロールができなくて、本番で力を発揮できないアスリートも少なくありません。主催側が何かの講習をすることはありませんが、引率者が叱咤激励するなど、他の大会よりも選手といっしょに過ごす時間は長くなります」(スポ協詰め記者)

 

小谷が「次の日本のリーダー」だと認識される

引率する側は五輪関連の講習を受けるので海外にも顔を売るチャンスとなり、そこに派遣されるということで、IOC(国際オリンピック委員会)や各国からも「次世代のリーダーは小谷なんだ」と認識される。

「東京五輪は競技施設のゴタゴタやエンブレムマークの盗作問題などもありました。そういうゴタゴタの収拾に当たってきた大会組織委員会の森喜朗会長は、悪いイメージを付けられてしまいました。JOC(日本オリンピック委員会)の橋本聖子副会長にしても、政治の世界にいるので猜疑的な目線を向けられてしまいます。その点、小谷は現役を退いてからJOCの仕事にまい進し、縁の下でコツコツやってきました。こういう姿勢が評価されての今回の抜擢でした」(同・記者)

美女アスリートでも知られ、サプリメントなどのテレビCMに抜擢されるなど好感度も高い。東京五輪で来日する各国要人も、前に出たがる政治家より謙虚な美熟女にエスコートされたいと思うはずだ。

今大会に派遣される32種目のティーンエイジを見方に付ければ、間違いなく“ミカコ時代”の到来となりそうだ。

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