デビューは30年前…ジャニーズに存在した異色のバンド「男闘呼組」メンバーの今

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山口達也の脱退により、4人で活動していくことになったジャニーズ事務所のロックバンド『TOKIO』。

かつてジャニーズのバンドといえば『男闘呼組』(おとこぐみ)というグループが存在したが、デビューから解散まで5年と短く、今では話題になることもない。

男闘呼組の結成は1985年。88年8月24日に『DAYBREAK』でレコードデビューしているので、今年はデビュー30周年の節目に当たる。同曲は『第二章 追憶の挽歌』『Midnight Train』『ロックよ、静かに流れよ ~Crossin’ Heart~』『Stand Out』とカップリング曲が異なる4形態をリリースし、オリコン年間ランキングでは見事4位を獲得した。

メンバー全員に歌割りがあった同グループだが、中でもメインボーカルだったのがベースの高橋和也。歌番組でもほぼセンターポジションで、デビューから数年がたったころは作詞や作曲など楽曲づくりも手掛けていた。

93年の解散後も芸能活動は継続し、最近では『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系)、『ドクターX~外科医・大門未知子』(テレビ朝日系)、大河ドラマ『真田丸』(NHK)など人気作にも次々と出演。今クールも土屋太鳳主演ドラマ『チア☆ダン』(TBS系)に出演中で、俳優として活躍している。

同じく歌割りが多かったのが、ギターの成田昭次。高橋と並んだセンターポジションが多かったものの、グループ解散後はジャニーズ事務所を退所している。その後も音楽活動に励んでいたが、09年9月に大麻取締法違反の疑いで逮捕。12月に執行猶予判決を受けたが、その後表立った活動は見られていない。

 

デビュー30周年の再結成は難しそう

不良なイメージを売りにした男闘呼組の中で、他のメンバーと毛色の違うキャラとルックスだったのが前田耕陽。担当がキーボードのため歌番組でも後ろにいることが多く、グループ内では地味ながらも異色の存在だった。こちらも解散に伴いジャニーズ事務所を退所し、芸能活動を続けながら元アイドルの中村由真と結婚。しかし03年に離婚し、06年には漫才師の海原ともこと再婚した。

今年5月には元『フォーリーブス』おりも政夫、元『イーグルス』中村繁之と、元ジャニーズ3人で劇団を結成。旗揚げ公演の『ちちいく ~父、逝く、、、~』は好評を博し、10月には再公演も行われる。

そして、男闘呼組の中で唯一ジャニーズ事務所に残留しているのが、ギターの岡本健一。07年には息子の岡本圭人が『Hey! Say! JUMP』でデビューし、ジャニーズ初の親子二代アイドルとなった。

若いファンから「圭人のパパ」として有名だが、息子がデビューした翌08年、元モデルの西克恵と離婚が成立している。圭人も今年4月に上智大学を中退したことを明かした上、6月にはアメリカ・ニューヨークへ演技の留学に行くと発表。8月末の渡米後2年間はJUMPを一時脱退する。

ちなみに岡本健一と高橋は、16年の大河ドラマ『真田丸』で共演。かつてのファンは「またこの組み合わせが見られるなんて…」「残留組と退所組が共演なんて胸熱すぎる」と大興奮していたが、4人ともバラバラの現状を考えるとデビュー30周年でも再結成は難しそうだ。