7万5000年前『超巨大噴火』で人類絶滅!その危機を乗り越えられたのは…

(C)Willyam Bradberry / Shutterstock

『トバ事変』という「ウルトラ級のカタストロフ」をご存じだろうか? ことの発端は今から7万5000年前、インドネシアのスマトラ島にある『トバ山』が地球全体に深刻な被害を及ぼすような「超巨大噴火」を起こしたことから始まる。

上空高く巻き上げられた大量の火山灰が日光を遮ると、急激な寒冷化が始まり、地上の平均気温は何と5度以上も下がり、地球はその後、約6000年に及ぶ長い氷河期(最終氷期)に突入してしまう。そして当時、10万人にまで繁栄していた人類はこの大異変に全く対応できず、一説によれば「最悪で2000人以下に激減」し、それまであった遺伝子の多様性が、著しく損なわれてしまったという。

個体数が2000を切る動物というのは、現代の指標で考えれば間違いなく『絶滅危惧種』である。しかも7万5000年前は高度に発達した文明などはなく、人類は多くても数十人単位の集落で細々と生活していたはずだ。それがトバ事変の影響で環境が激変し、相互に連携できず、次々に死んでいく最悪の状況なら「人類は自力で生き残れなかった」という仮説も、成り立つのではないか?

 

絶滅寸前の人類が救われた理由とは?

「例えば広大な宇宙空間を自由に行き来し、どんなことも事前に察知できる、高度な知的生命体が存在したとします。しかし彼らはSF映画などでよく登場する、凶暴な侵略者なのでしょうか? 高度な科学技術を持つのなら『より高度な知性と倫理観を持っている』と考えるのが自然です。つまり、ある知的生命体が絶滅寸前の人類を目の当たりにし“よし! 我々が救ってやろう”と考えたとしても、おかしくはありません」(超常現象ウオッチャー)

なるほど……。もしかすると人類はこのとき生き残った数人、あるいは凍った遺体が、彼らの手で緊急避難的に救助され、厳しい気候に対応できるような『遺伝子操作』と、人口減少を恒久的に防ぐ為の『大規模なクローン操作』を経て、辛うじて生き残ったのかも知れない。

こののち人類は空前の繁栄を果たしたが、資源を無秩序に食い荒らし、地球環境を激変させた挙句、僅か100年余りで絶滅危惧種を大幅に増やしてしまう。だが、これで本当に良いのだろうか? 我々はもっと広い視野に立って、ものごとを考えるべきではないのか? しかし彼らとは違い、人類がこの「答え」を出すのは、おそらくずっと先になるだろう。

(文/真田正行 協力/超常現象ウオッチャー)

 

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