中国人に大人気!「北朝鮮日帰りツアー」1万円ポッキリの気になる中身

(C)Viktoria Gaman / Shutterstock

ランチ&お土産付きで旅費700元(日本円で約1万円)ポッキリ! という「北朝鮮ツアー」が、中国人に大人気だという。中国はもとより、シンガポールやマレーシアといったアジア諸国はもちろん、遠くヨーロッパの英独からも観光客が押し寄せているようだ。

日帰りコースはざっとこんな具合だ。まず列車で朝鮮戦争の激戦地だった鴨緑江を渡り、中国側から北朝鮮の新義州市に行く。そこで金日成主席の銅像に献花し、革命記念館や民俗公園を見学。昼食後、平安北道の美術博物館や歴史博物館を訪ねる。

その後、地元のエリート幼稚園を訪ね、子供たちから最高の歌と踊りのおもてなしを受け、子供たちと記念撮影に収まる。子供らの見送りを受けた後、鴨緑江公園に移動し、中朝国境地帯の景色を楽むという行程だ。

子供を外貨獲得のための見世物にするところが北朝鮮らしい。ほかに平壌ツアーが楽しめる3日、4日間のツアーもある。

 

観光事業は経済制裁の対象外

「中朝国境に位置する中国丹東市内の至る場所に北朝鮮の観光案内の巨大なポスターが貼ってあります。内容は、日帰りコースから3日、4日、5日間の各コースと、さまざまな種類のツアーがあると案内されています。国連の経済制裁を受けている北朝鮮ですが、実は『観光事業は制裁の対象外』で、ですから北朝鮮にとっては唯一といってよい外貨獲得の手段なのです」(北朝鮮ウオッチャー)

中国人観光客はビザなしで簡単に行けるのも魅力のようだ。ただし韓国人、アメリカ人、日本人は参加できない。

逆に中朝国境の街には北朝鮮からの訪問者も多数、見掛けることができる。彼らは男女を問わず金日成バッチを付けているので一目瞭然だ。日本で想像する以上に中朝の経済、人的交流は息を吹き返している。

ただし日本人であっても、別料金を払えばOKだという。北朝鮮からの招待状があれば大丈夫ということで、特別に準備できるそうだ。

入国したはいいが、スパイ容疑で拘束ということもあり得るので、十分に注意が必要だ。

 

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