「オリジナル版を超えた」と評価されるリメイク映画作品ベスト3

(C)nito / Shutterstock

技術は日々進歩し続けており、CG技術は一昔前とは比べ物にならないほどキレイで洗練されている。特に映画界はこの恩恵を受けており、次々と最新技術を使って名作映画をリメイクしている。

そんな中から“オリジナルを超えた”と評価される3本を紹介しよう。

『チャーリーとチョコレート工場』(2005年)は、貧しくも心の優しい少年・チャーリーをはじめとする5人の子供が、ジョニー・デップ演じる奇抜ないで立ちの工場長“ウィリー・ウォンカ”が経営する不思議なチョコレート工場を見学しに行くファンタジーコメディー。

原作はロアルド・ダールの児童小説『チョコレート工場の秘密』で、実は1971年に『夢のチョコレート工場』というタイトルで映画化されている作品。一部ではCGまみれのリメイク作品よりも、手作り感のあるセットで頑張っている旧作の方がいいという声もあったが、ティム・バートン監督が制作した『チャーリーとチョコレート工場』は全世界興行収入が4億7000万ドルを突破、日本でも53億円を超える大ヒットを記録。紛れもなくリメイク大成功の映画となった。

オリジナルとリメイクを見た鑑賞者からは、「セットの安っぽさが消えて洗練されている」とリメイク版の長所を上げている。

 

世界観と現代のCD技術がマッチ

『IT/イット“それ”が見えたら、終わり。』(17年)は、赤髪に赤い鼻といった不気味なピエロ“ペニー・ワイズ”が印象的なホラー作品。弟が行方不明になったビル・デンブロウとその友人たちが、連続児童行方不明事件を捜査し、ペニー・ワイズと対決する。

原作はスティーヴン・キングのホラー小説『IT-イット-』で、90年にトミー・リー・ウォーレス監督により映画化された。そして17年にアンディ・ムスキエティ監督がリメイクし、日本では興行収入20億円突破、全世界では7億ドル超えを果たし、ホラー映画史に残る最大のヒット作となった。

鑑賞者からは「CGと派手な音響を駆使した盛りだくさんな今時の映像が、絶妙に作品とマッチしていた」「ペニー・ワイズがリメイク前よりも怖い」「リメイクして怖さが圧倒的に増している」といった絶賛の声が続出。また、この大ヒットを受けて19年に続編が公開されることが決定しており、今後もITブームが収まることはなさそうだ。

『ヘアスプレー』(07年)は、憧れの人気ダンサー・リンクと踊ることを夢見る、ふくよかでダンスが大好きな天真爛漫な少女トレイシー・ターンブラッドが主人公のミュージカル・コメディー映画。人種差別が色濃く残る60年代のボルチモアを舞台に、トレイシーが夢をかなえるために奮闘する。

88年にジョン・ウォーターズ監督が映画『ヘアスプレー』を制作し、02年には映画を原作としたブロードウェイ・ミュージカルが上演された。当時も大きな評価を得たが、07年にアダム・シャンクマン監督によリメイクされた『ヘアスプレー』も爆発的なヒットを記録。当時の興行収入ランキングでは、『グリース』(78年)、『シカゴ』(02年)に次いで歴代3位にランクインしている。

お気に入りのリメイク作品に出会ったら、ぜひ旧作と見比べてみよう。

 

【あわせて読みたい】