女子高生コンクリ詰め殺人犯「元少年」逮捕に燃え上がる絶望の怒り

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ニュースサイト『デイリー新潮』が8月21日、『女子高生コンクリート詰め殺人事件』の犯行グループの1人が、今度は殺人未遂事件で逮捕されたと報じた。この件を受けてネット上では、“少年法”と“実名報道”の是非について、あらためて熱い論議が交わされている。

『女子高生コンクリート詰め殺人事件』とは、今から30年近く前になる1989年に日本中を震撼させた凶悪事件。当時16~18歳の少年グループが、見ず知らずの17歳の女子高生を拉致監禁し、40日間にわたりレイプや暴行を加え続けて殺害した後、遺体をドラム缶にコンクリート詰めして埋め立て地に遺棄したというトンデモナイものだ。

「集団強姦はもとより、少女に恥辱の限りを与えて笑い者にしたり、死に至るまで殴打を繰り返したりと、被害者の人権を全く無視した、まさに鬼畜と呼ぶ以外ない犯行でした」(事件ライター)

犯行内容が極めて悪質だったこと、少女監禁に気が付いていた人間が誰一人として止めなかったことなどから、当時のメディアは重大事件として大きく扱った。

「それでも加害者グループが当時未成年だったことなどから、メディアは実名報道を一斉に控えました。被害少女の実名は何度も繰り返し流したにもかかわらずです。『週刊文春』が“野獣に人権はない”と実名報道に踏み切った際も、逆に“人権派”から非難の声が上がっていました」(同・ライター)

今回、殺人未遂事件で逮捕された“犯行グループの元少年”は、現在45歳ということで実名報道がなされている。しかし多くの大手メディアでは「コンクリ殺人」との関連を述べずに事件自体を小さく扱うか、あるいは報道さえしていない。

「当時、仮に大きく実名報道されていれば、今回の件も周囲が注意を払うなどして未然に防げた可能性は否定できません。まあ犯人の中には“改名”した者もいたようですが…」(同)

 

人権問題に関心が高まっている今こそ議論を

今回の『デイリー新潮』の報道を機に“少年法”と“実名報道”について、ネット上で多くの意見が寄せられている。

《ほらね、こんだけの凶悪犯は更生などしないんだよ。少年法を見直せよ》
《更生って一体なんなんだろう? 被害者は二度と人生をやり直すことができないのに》
《少年法でも死刑を求刑できるようにしてください》
《自民党だの自衛隊だのの関係者だったら連日連夜もんのすごいニュースにするだろうにマスゴミはだんまりか》
《セカンドレイプって知ってる? 大きく取り上げたら被害者やその家族がまた辛い思いをするんだよ?》
《(「コンクリ殺人事件」を)もう若い子知らないよね…? 風化させちゃいけないと思う》

このように、賛否さまざまだ。

「犯行グループの主要4人のうち何人かは、すでに再犯を起こしています。そもそもコンクリ事件からして、別の婦女暴行事件の余罪として発覚したほどです。凶悪事件の犯人に対する量刑や報道の在り方など、成年未成年にかかわらず見直す余地があるように思いますね」(同)

人権について人々の関心がより高まっている今、論議をとことん深めるべき問題なのかもしれない。

 

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