24時間テレビ『みやぞん感動ゴール』ぶち壊しの下品演出に共演者も怒る

8月26日、27日放送の『24時間テレビ41 愛は地球を救う』(日本テレビ系)では、お笑いコンビ・ANZEN漫才のみやぞんが前人未到のトライアスロンを無事完走し、視聴者からは多くの感動の声が寄せられていた。

しかし、その感動をぶち壊すような番組の演出に批判が集まっている。

『24時間テレビ』の後に続けて放送された『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)では例年、24時間マラソンのゴールである武道館から生放送を行い、ランナーが出演することが恒例となっている。

みやぞんはゴール後、体調に問題が無いかメディカルチェックを受けている間に、番組では「訳あって放送できなかったVTRを解禁」と題し、時間の都合などでこれまで放送できなかった未公開シーンを公開することとなった。

4月8日放送分では、バカリズムと結婚したいという『あやまんJAPAN』のあやまん監督が登場。胸を押し付け、スカートの中に顔を入れさせるアトラクション芸「あやまんジェットコースター」で気を引こうとしたが、交際の申し込みは失敗に終わった。

ここまでが実際に放送された部分で、この日の放送では未公開シーンを放送。MCの東野幸治が、出演者のアンジャッシュ・渡部建に「あやまんジェットコースター」をさせるよう促した。渡部は女性の股の下から顔を通し「これ、絶対オンエアしろよ」と叫び、スタジオを笑わせた。

 

流す意味はあったのか?未公開シーンにドン引き

24時間テレビで感動した直後のタイミングで、なぜこのシーンを最初に選んだのかといった批判的なつぶやきがツイッターには上がった。

《めちゃくちゃ感動したときに、行列のあのよくわからないあやまんのVTRはなんかがっかりする》
《あやまんと渡部のくだりがテレビに映った瞬間、氷のようにお茶の間が凍りついた》

さすがにこの番組の展開はまずいと思ったのか、生放送中に『フットボールアワー』の後藤輝基は「みやぞんの感動のゴールの後にあやまんJAPANは不謹慎ですよ」と言い、渡部も「なんであのVTRをトップバッターにしたんだよ!ダメだよ、もう」などと、口々にツッコんでいた。

本編では感動を売りにしていた企画が多かった割には、直後の番組で下品な企画を流してしまったことで、感動がすっかり吹き飛んだ視聴者も多かったのではないだろうか。

 

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