8月25、26の両日に放送された『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)の中でお笑いコンビ『ANZEN漫才』のみやぞんがトライアスロンに挑戦した。酷暑の中笑顔でゴールしたみやぞんを称える声が相次いだ一方、酷暑の中トライアスロンに臨ませた番組サイドには改めて批判の声が殺到している。
みやぞんは水泳1.55キロ、バイク60キロ、ラン100キロを完走。ゴール地点の日本武道館前では詰めかけたファンの方を向いて帽子を高々と上げてあいさつ。通常、テレビで見せる笑顔を見せることはなかったものの、ゴールしたみやぞんは笑顔を見せた。
みやぞんはいつもランナーが番組終了間際にゴールすることに関して「番組の仕組みかと思ったが、ギリギリだった」とやらせであることをやんわり否定。「大変でしたけど、いろんな人に支えられて走ることができました。楽しかったです」と終始笑顔を見せ続けた。暑さの中で走る辛さについては口にしなかった。
例年以上の猛暑、外出は控えろというのに…
ただ、この日の東京は最高気温が36度に達する例年以上の猛暑。スタート時には台風が直撃するとの予測もあった中、みやぞんはスタートを切っていた。
視聴者はみやぞんの完走を祝う一方で、天気に関係なくランナーを走らせる番組サイドに批判を寄せた。ツイッターではみやぞんを気遣いつつ、制作側に疑問の声を投げかけていた。
《台風明け真夏日のトライアスロンで「楽しかったです」って言い切っちゃうみやぞん、強すぎるだろ》
《外出は控えてくださいとテレビが言っているのに、みやぞんが走ることに違和感がある》
《想像以上の猛暑で厳しい環境下でそれでも懸命に走ってますっていう美談にしたいんだろうけど、36℃の炎天下の中マラソンさせるほうがおかしくない?》
《みやぞん可哀想で全然感動しねぇんだよなぁ…熱中症で死者が出る猛暑のなか何でトライアスロンをやらせるのか》
《現場は誰もやめた方がいいって言えないんだろうな。立場弱いってつらい》
みやぞんの体にダメージが残らなければいいが。