来期・月9『SUITS』フジテレビ渾身の大ヒット「間違いなし」の根拠

中村アン 

(C)まいじつ

10月スタートのフジテレビ“月9”ドラマ『SUITS/スーツ』にモデルの中村アンが出演する。このキャスティングによって、ドラマが盤石の態勢を整えつつある。

2011年6月に全米で放送がスタートし、初回視聴者数460万人超を記録した全米メガヒットドラマ『SUITS』のシーズン1を原作にしているのが新ドラマ『SUITS/スーツ』だ。

織田裕二が10年ぶりに月9で主演を張り、主人公で敏腕弁護士の甲斐正午を演じる。甲斐とバディを組む天才フリーターの鈴木大貴を演じるのは、『Hey! Say! JUMP』中島裕翔。甲斐や大貴と共に働くパラリーガル(弁護士事務所のアシスタント)の聖澤真琴は新木優子、そして彼らが勤める『幸村・上杉法律事務所』の所長・幸村チカ役として鈴木保奈美が出演する。

中村は甲斐の秘書役で、頭脳明晰で人心掌握術に長け、よく気が利く女性・玉井伽耶子役だ。番組公式サイトのインタビューでは、役について「日本の秘書というイメージではなくて、織田さん演じられる弁護士の甲斐に対しても敬語だけれど、対等に接している女性です。演じる上では、私自身も織田さんに対して物おじしないことを心がけています」と語っている。

 

ロングラン放送もありえる?

「中村は、今年主演したドラマ『ラブリラン』(日本テレビ系)での評判がいまひとつだったので、ここで巻き返しを図ってほしいところです。脇役で存在感を発揮しいてきた中村にとって、『SUITS/スーツ』は自身の評価を上げる作品になるでしょう。中村は潜在的に40歳以降の中年ファンが多いといわれているだけに、数字の面でもドラマに大きな貢献をするかもしれません」(芸能関係者)

すでに出演者たちの顔合わせは済んでおり、中村は織田の印象について、「とにかく熱い方というイメージで、実際にお会いしたらイメージそのままの方でした。正直、勝手に少し怖い方なのかなとも思っていたのですが、とてもフレンドリーな方でした」と話している。

「もしも同作が成功すれば、続編の制作は間違いないでしょう。シーズン9、10といったように、日本のドラマとしては異例のロングラン放送もありえます。現在放送中の『絶対零度~未然犯罪潜入捜査~』は、久々に月9で視聴率2桁を連発していますし、良い流れでのスタートを迎えられそうです」(放送作家)

ついに“月9”が覇権を取り戻すのだろうか。

 

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