大坂なおみ「日本女子初」の快挙に異を唱える残念な人たちとは

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テニスの4大大会『全米オープン』に出場中の第20シード・大坂なおみが、大会11日目(日本時間9月7日)、女子シングルス準決勝で第14シードのマディソン・キーズを破り、日本女子とてして初の決勝進出を決めた。

大坂は過去0勝3敗と苦手にしていたキーズに一度も主導権を渡さずに快勝。決勝戦に向けて「どうしても(決勝であこがれの)セリーナと対戦したかった」と笑顔で語った。

大坂勝利のニュースが伝わるや、ネット上では「これはすごい快挙。このまま優勝してほしい」「この大会は絶好調だね。まさかの優勝もあるかも」と今後の、大坂の活躍を期待する声が広がった。

しかし、その一方で大坂のインタビューを聞いた一部のネット民からは「比較的流暢な日本語だけど、明らかに日本人の発音じゃないよね」「大坂を日本人と素直に思えない自分がいる」「なおみはなおみでも、ナオミ・キャンベルに近いと思う」など、大坂の容姿やしゃべり方から“日本女子初の決勝進出報道に違和感”という声も出た。

 

東京五輪を目指す大坂の胸中は…

「大坂は日本人の母とハイチ人の父をもち、現在もアメリカに住んでいます。生まれは日本ですが、3歳のときに家族でアメリカに移住しました。国籍は日本とアメリカの二重国籍ですが、両親の希望もあり、テニス選手としては日本国籍を選択しているので、今回の決勝進出も“日本女子として初”となるわけです」(スポーツ紙記者)

多民族国家であるアメリカに限らず、こういったことは世界的に珍しくないが、日本ではまだ一部に狭量な人たちがいて、大阪のようなグローバリズムの申し子に対して残念な意見が出ることもある。

「卓球の日本代表の張本智和は、2014年に中国から日本に帰化し、張姓から張本姓になりましたが、今ではすっかり日本の顔として活躍しています。スポーツ界もこれからは帰化やハーフ、クオーターの日本人が増えてくるでしょう。大坂は日本人としてツアーに参加していますし、日本国旗を背負いながら勝利のポーズも取っています。日本語も相当勉強しているようですね。たどたどしい日本語が逆にかわいいと、ファンも急拡大しているようですよ」(同・記者)

日本では二重国籍を認めていないため、大坂は22歳になる2019年10月15日までに国籍選択の届け出をしなければならないが、仮に日本国籍を選んでもアメリカ国籍は失わないで済むという。

東京五輪を日本代表として出場することを目指ししている大坂にとっては、胸の内はすでに決定していることだろう。

 

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