大坂なおみと錦織圭『辛口専門家』が指摘する「種類の違う集中力」

錦織圭 

(C)まいじつ

テニスの全米オープン、ファイナルステージに進むことができなかった錦織圭。しかし、4強入りも快挙である。優勝した大坂なおみがスゴ過ぎるだけで、今回の奮闘は称賛に値する。

「海外メディアも『強いケイが帰ってきた』と認めていました。そんな錦織ですが、ちょっと別の方面でも話題になっていました」(専門誌記者)

4回戦の試合開始直前、ATPツアーは公式ツイッターで錦織のショットを公開した。目を閉じ、まるで侍のようにたたずむ画像。ご丁寧に合掌する絵文字まで付いていた。

錦織なりに集中力を高めていたのだが、これを見た海外のテニスファンは「座禅の時間」「テニス修道僧」「悟りきった感じ」「おお、ブッダ!」と楽しんでいた。

「錦織の人柄の良さは誰しもが口にすること。ただ、手厳しい専門家は『ジョコビッチとの準決勝は勝てる試合だった』と言います。敗因は集中力の欠落だというのです」(同・記者)

 

基本に忠実な錦織、ひらめきの大坂

“侍ポーズ”で高めたはずの集中力が途切れたという話は解せないが、ジョコビッチのサービスゲームを一度もブレークできず、51本ものミスを犯したとなれば、厳しい指摘も仕方ないのかもしれない。

「“侍ポーズ”のパワーが長持ちしなかった原因は、錦織の性格にあります。彼を知る関係者によれば、錦織は勝ち上がるにつれ、これまでの経験や基本に忠実であろうとする。どちらかといえば、冒険しないタイプ。一方、大坂の勝因も集中力です。相手選手が抗議している間も取り乱すことがありませんでした。錦織は練習と同じ動きを忠実に再現しようとし、大坂はひらめいたら体が勝手に動いていくタイプ。錦織は自分にブレーキをかけてしまう。ミスの多さは本人も自覚していたようで、その克服法はこれから考えるとしていました」(同)

何はともあれ“日本人初”のプレッシャーから解放される錦織の今後に、もう一度期待したいものだ。

 

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