淫行疑惑『バナナマン』日村勇紀を「完全スルー」したワイドショーの非常識

バナナマン  日村勇紀 

(C)まいじつ 

人気お笑いコンビ『バナナマン』の日村勇紀が、16歳少女に淫行をはたらいていたと、9月21日発売の写真週刊誌『FRIDAY』が報じている。

日村は今から16年前、愛知県に住んでいた当時16歳の女性と男女の関係になり、女性が東京に引っ越してからは何度も自宅に呼び寄せ、行為に及んでいたという。女性はその後、精神のバランスを崩し入退院を繰り返す生活を余儀なくされたそうだ。

日村は現在レギュラー12本を抱える超売れっ子で、若い女性からの支持も高いことから、今回の“淫行報道”が及ぼす影響はかなり大きくなるのではと思われた。だが、ネット上では“日村擁護”の声が圧倒的に多い。

「この話が、もし“今現在”のことだったら、それこそ無期限活動停止が宣告されるほどの事件だったでしょうね。昨年、17歳の少女と飲酒、淫行が報じられた俳優の小出恵介は、いまだ復帰のめどが立っていません。しかし日村の場合、事が起きたのが16年前で、公訴時効があることから罰則を適用することができません。また、少女が当初、21歳の女子大生と身分を偽っていたことや、自分から積極的に日村との関係を続けていたこと、さらには、今になって“暴露”という形で事実を公表したことで、逆に女性の方に『何で今さら?』『お金目的かよ』と、非難が集まっている状態です」(芸能記者)

 

「お兄ちゃん」の過去が暴かれる

21日放送の数々のワイドショー番組でも、この件をスルー。おそらく日村は何事もなく、いつも通りにこれからも仕事を行っていくだろう。

「しかし、この件を告発女性の“お金目的”と収束させて本当にいいのでしょうか? 日村が相手を未成年だと知りながら、飲酒を勧め、体の関係を結んだのは事実。10代中盤のまだ分別のつかない少女を、セフレとしてもてあそんだ罪は消えません。『#Me Too』運動もそうですが、告発者が責められてしまう日本はある意味で異常。そもそも“お金目的”というのはただの憶測で、今になってようやく告発する勇気が出た可能性だってあります」(全国紙社会部記者)

『バナナマン』は、未成年が多く在籍しているアイドルグループ『乃木坂46』とともに、長年レギュラー番組を務めており、同グループの“公式お兄ちゃん”でもある。“お兄ちゃん”の過去に、妹たちは何を思うだろうか。

 

【あわせて読みたい】