セクハラ告発『#MeToo』運動が日本でまったく広がらない背景

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ハリウッドで、プロデューサーや監督から性的行為の強要を受けた有名女優たちが次々と告発する「#MeToo(私も)運動」が注目を集めているが、日本でも現役の女優が実名で告発をして炎上騒ぎになっている。

告発したのは女優の石川優実。石川は9月16日の『東スポWeb』のインタビューで、これまでの経験談を告白している。

高校3年生から始めたグラビアアイドル時代、徐々に衣装が過激化。水着から下着、Tバック、手ブラ、泡ブラと、エスカレートしていったという。石川はマネジャーに文句を言ったらしいが、「露出しないと、もう使ってもらえないぞ!」と言いくるめられたと明かした。

そして、

《友達の紹介で大手広告代理店を名乗る人間Yを紹介されたんです。あるとき、Yは「1部上場企業のキャンペーンガールの仕事がある」と言ってきました。ギャラは数千万。一方でYは「性接待はあるからね」と当然のように言うのです。仕方なく私は合意しました。その日のうちにホテルで関係を持ったのですが…。結局、すべてウソだったんです》

といった性被害を告白。しかし、同様のことを昨年、ネット上で告発したときは、誹謗中傷のコメントが殺到したそうだ。

 

なぜ勇気ある告発を蔑むのか?

実際、今回の告白についても、

《これは合意の上って言われても仕方ないよね。 脅迫されたわけでもなし》
《合意したのは確かなんでしょ? 結果仕事につながって売れていたら口をつぐむんでしょ?》
《要はこの人、枕がけしからん!って言いたいんじゃなくて、せっかくパンツ脱いだのに話が違うじゃないのよキー―ッってお怒りになってるってことでOK?》
《こんな分かりやすいウソに騙されてしまうのものねぇ》

などといった声が匿名掲示板などに書き込まれている。

「『#MeToo(私も)運動』といえば、元TBSワシントン支局長にレイプされたと告白した伊藤詩織氏がいますが、伊藤氏は告白以降、国会議員も含めた大バッシングを浴びてしまいました。伊藤氏は日本で暮らすのが難しくなってしまい、現在はロンドンに移住しています」(週刊誌記者)

せっかく声を上げても、同性からも批判されてしまう性被害。これぞ日本人に根付く“古来の悪しき伝統”みたいなものだろうか。

 

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