『巨人』消化試合のドーム空席を埋めるため「クビ宣告」した選手を利用?

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優勝決定後の消化試合を満員にするのは、並大抵のことではない。『広島東洋カープ』は見事にリーグ3連覇を決めたが、CS(クライマックスシリーズ)進出権を僅差で争っている高橋由伸監督率いる『読売ジャイアンツ』は、成績面でも営業面でも苦しい立場に追い込まれている。

「地方遠征中だった9月4日の『横浜DeNAベイスターズ』戦が、雨天中止となりました。その試合が、予備日だった28日に組み込まれたのですが、この試合が空席だらけになりそうで苦労しているようです」(担当記者)

そのためか28日の試合では、独立リーグに属する『栃木ゴールデンブレーブス』で9日に現役を引退した元巨人の村田修一選手のセレモニーが行われることになった。17日の『巨人』VS『DeNA』の試合中、センターバックスクリーンに「9・28 WE ♡ SHU」の文字が突然表示されていたが、「SHU」とは村田選手のこと。28日に村田選手のセレモニーをすると大々的に告知したというわけだ。この計らいに、スタンドからはどよめきと拍手が沸き起こっていた。

「28日の対戦チームが、村田選手の古巣である『DeNA』ということもあり、村田選手をねぎらうには最高の舞台となりました。予備日に組み込まれた試合は短期間でチケットを売りさばかなければならないため、こういったサプライズで客寄せをしているのでしょう」(同・記者)

 

サプライズにディスカウントもして、空席減らしに必死

28日は予備日のうえに、『カープ』の3年連続優勝が決定した後の消化試合となった。こうした試合を満員にするため、巨人は異例のディスカウントセールも強行する予定で、一部の内野席を自由席にし、女性と学生は500円、小学生は100円で売り出した。同日、球場で売られる生ビールも300円引きになるという

「18日には巨人は『東京ドーム』で13年ぶりのホームの負け越しとなりました。1988年の『ドーム』開場以来、同球場で巨人が負け越したのは過去2回しかありません。高橋由伸監督は球団ワーストタイの連敗記録を皮切りに、4季連続Vナシなど“ワースト・コレクター”となり、ファンに見放されている状態。勝敗がそのまま観客動員数に影響する『巨人』にとって、消化試合のチケットさばきは、かなりの労力がかかるのです」(球界関係者)

昨年度、村田選手は巨人で上位の活躍をしていたにも関わらず、外様であるためかチーム低迷の責任を負わされて、突然の理不尽な戦力外通告を受けた。そんな村田選手を、球団は今度は客寄せパンダに利用しようとしている。

引退したあとまで都合良く利用される村田選手。どんな思いでセレモニーに参加するのだろうか。

 

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