『男子バレー』中垣内監督に「退任危機」女子バレーと差がつく原因

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『バレーボール世界選手権』で、一次リーグを突破できなかった中垣内祐一・男子代表監督の退任が囁かれている。一部報道では現コーチのフィリップ・ブラン氏の昇格説も伝えられており、そうなった場合、「中垣内政権は2年も持たなかった」ということになってしまう。

「中垣内氏が代表監督の候補者として名前が出た時点で、猛反対した協会幹部もいました。その反対を押し切っての就任だったのに、就任直後に交通事故の騒ぎを起こして印象は最悪に。さらに成績がともなわないとくれば、更迭の流れは止められないでしょう」(体協詰め記者)

世界大会での成績は、今回が過去ワースト。日本は世界ランキング12位だが、同15位のベルギー、同23位のスロベニアといった格下チームにも敗退し、トータル2勝3敗。大会前、日本バレーボール協会の嶋岡健治会長は「結果を出してほしい。8位相当までいっていないと厳しい」と強い口調で語っていたが、目標に遠く及んでいない。主力選手が世代交代の難しい時期にあることは関係者もわかっているようだが、それでも8位入賞の厳しい条件を付けたのは、ホスト国となる東京五輪で醜態をさらさないための強い決意でもあった。

 

中垣内監督ごめんなさいと言える日が来るか…

中垣内監督は帰国した20日に成田空港の一角で取材に応じ、「引き続き東京で目指す結果を取っていくというのが、自分の取るべき責任の方向だと思う」とコメント。続投の覚悟を決めたような雰囲気も見受けられたのだが…。

「選手と指揮官の信頼関係が、一向に築ける様子がないのも問題です。女子代表の中田久美監督は、ハードな練習を課し、厳しい口調で選手を罵倒しますが、負けたら一緒に『悔しい』と泣いて地団駄を踏むんです。中田監督と中垣内監督のモチベーターとしての差は、一目瞭然ですね」(前出・同)

若手を登用するなど改革も試みてきたが、結果は悪くなるばかりの「中垣内ジャパン」。東京五輪では、手のひらを返したくなる活躍に期待したい。

 

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