失速!『下町ロケット』第2シーズンで視聴率が大暴落した理由とは?

イモトアヤコ 

(C)まいじつ

10月14日からスタートした阿部寛主演のTBSドラマ『下町ロケット』の視聴率が判明。初回は13.9%と、シーズン1の平均視聴率18.5%に比べて大きく数字を落としてしまった。

同作は2015年に放送されたドラマの続編で、原作は池井戸潤氏の同名小説。シーズン1の視聴率は最高22.3%を記録しており、いわばヒットが確約されたドラマだった。

にもかかわらず、出だしから大きく数字を下げてしまった今回の続編。視聴者の反応を見ていくと、どうやら1作目のヒットに気を良くして“奇をてらったキャスティング”をしたことが原因と言えそうだ。

 

もはやコント番組かのような出演者

ストーリー自体は大好評を博したシーズン1だが、本編には今田耕司、バカリズム、落語家の春風亭昇太、立川談春など、お笑い芸人が大量に出演。また、ゲスト俳優にはルー大柴なども起用しており、キャスティングに関しては「真面目なドラマだから浮いて見える」「お笑い勢のキャストがみんな棒読みで下手」「コメディードラマじゃないのに萎えるわ」などと、視聴者の不評を買っていた。

しかし、視聴率の良さに気を良くしたのか、今回のシーズン2にもイモトアヤコやお笑いトリオ『我が家』の坪倉由幸といった芸人を続々と起用。さらに第3話には古坂大魔王もゲスト出演予定で、堅い作風に惹かれたシーズン1のファンを突き落とすようなキャスティングを続けている。

実際、ネット上には、

《話題性のためなら何でもアリっていう感じですね》
《視聴率取れるんだろうけど芸人が出過ぎじゃ…》
《かつてのいかりや長介くらい役者に力入れるなら分かるけど》
《はっきり言って滑ってるよ》

などといった厳しい反応が。また、

《1期でウンザリだったのにまた芸人増やすの?》
《これ以上、芸人が役者の領域を侵すのは見てられない》
《コテコテ関西弁の芸人さんはあんまり作風に合わないわ》

など、シーズン2になってから視聴を辞めたネットユーザーの声も上がっている。

このまま思うような数字が出なければ、芸人起用の方針を決めたプロデュ―サーやディレクターは詰め腹を切らされることになるかもしれない。

 

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