有村架純『中学聖日記』がソフトな“アダルトビデオ”として秀逸

10月9日に第1話が放送され、「設定が気持ち悪い」「生徒が中学生に見えない」など、いきなり数多くのツッコミを受けたTBSドラマ『中学聖日記』。16日放送の第2話でも、「アダルトビデオにしか見えない…」という失笑意見が数多く上がった。

有村架純主演の同ドラマは、生徒と教師の「禁断の愛」を描いた“定番”のジャンル。原作は女性向けマンガ雑誌『FEEL YOUNG』に連載中の同名漫画で、今回は体育祭をテーマにしたエピソードが放送された。

有村演じる末永聖は、岡田健史演じる教え子の黒岩晶から好意を持たれている若手中学教師。晶のことを気に掛けながらも、教師と生徒の関係を守ろうとしている。一方、第1話のラストで聖に告白して以降、自分への接し方が素っ気なくなったと感じていた晶。すると体育祭当日、晶はゼッケンを渡された際に聖の腕をつかみ、体育倉庫に連れ込んで「何で僕のことなるべく見ないようにするんですか」「逃げないでください」と詰問を始めた。

 

病院ではなく薄暗い自宅へ生徒を案内

体育倉庫での出来事を「迷惑だから。やめて」と諭した聖。しかし、後日車での退勤途中、ケガをして土手で倒れ込む晶を見つけると、何と手当てのため車でそのまま自宅に招き入れる。さらに聖の部屋は電球が切れていたため、薄暗い雰囲気の中で2人きりというシチュエーションに。晶から家に上げた理由を聞かれ「ケガしてるんだからさ、担任として当然でしょ」と答えた聖だったが、画面からは今にも“コト”が始まりそうなムードが漂っていた。

ネット上にも、

《家に呼ぶ→電球が切れてて薄暗いとか、これもうAVじゃん!(笑)》
《都合よく切れてる電球とかエロ感3割増し》
《体育倉庫に力ずくで女教師連れ込んで2人っきりとか、本当にAVみたいで気持ち悪い》
《地上波のゴールデンタイムに堂々AV流すなよ》
《なんかもうすべてがAV女優のセリフに聞こえてくる…》

などといったツッコミが続出。恋愛ドラマ特有の切なさなど微塵も感じられていないようだ。

第3話以降もアダルトビデオさながらのシーンは出てくるのだろうか。ソフトポルノと思って視聴すれば、意外と面白いかもしれない。

 

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