生放送でイジメ?『バイキング』坂上忍らがゲストを口撃して批判炎上

坂上忍 

(C)まいじつ

11月8日放送の『バイキング』(フジテレビ系)で、MCの坂上忍が、ゲストコメンテーターと放送事故級の「激論」を交わした。視聴者からは坂上の対応を批判する声が相次いでいる。

この日は、明治大学准教授でいじめ問題に詳しい内藤朝雄氏をゲストに招き、討論した。報じたのは八王子の中学2年の女子生徒自殺に関するニュース。報道によると、両親はいじめを担任や部活の顧問に相談したが、親身に対応してもらえなかったという。

 

専門家「学校制度を直すべき」→坂上「いじめの研究家ですよね」と嫌味

内藤氏は教諭らの対応について「当然まずかった」としつつ、「そういう(問題を起こす)教師はたくさんいる」と指摘。「(学校内で)人々を密閉させ、悲惨なもの(事件)を起こすようなもの(システム)になっている」と、学校の閉鎖性が間接的に生んだ悲劇であると解説。「腐ったリンゴ(教諭)ではなく、腐った樽(学校制度)を直せと言っている」と、学校制度そのものを改善し、広い視野で対応することがいじめ根絶につながると主張した。

しかし、坂上は一連の指摘が気に入らないよう。「(教育行政全体の話ではなく)八王子の中学校教諭の対応はどうだったのか聞いている」「あなたはいじめの研究をしているんですよね?」などと皮肉を口にする。

内藤氏は「ドイツの部活には先輩、後輩といった身分的な上下関係はない」と外国を例に挙げながら、日本の教育制度を改善すべきと説いたが、コメンテーターの薬丸裕英は「ここ、ドイツじゃないから!」とピシャリ。坂上は「いったん冷静になりませんか?」とイラついた表情でCMに入れるよう促したが、CM明けも坂上はヒートアップ。内藤氏を暗判する展開が続いた。

このやり取りに視聴者からは、

《坂上忍さんと他の皆が内藤朝雄さんをいじめてるように見える》
《内藤朝雄って人の言ってることまともじゃん。何で坂上あんな怒ってるわけ?》
《内藤朝雄先生の意見は、実際にいじめを体験した側からすると、すごく真っ当。本質を突いてた。バイキングの芸能人が馬鹿すぎて先生の言っていることを理解できていない》

と内藤氏を相次いで擁護。内藤氏を糾弾した坂上ら出演者を批判していた。

番組にわざわざ出演してもらいながら、専門家をこき下ろしてすっきりする展開に、視聴者は呆れているようだ。

 

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