2029年に人類滅亡?凶星『アポフィス』地球衝突に備えた計画?

(C)Andrea Danti / Shutterstock

『アポフィス』は地球周辺を周回する小惑星の1つだ。2004年6月に発見され、2014年には地球に相当接近し、当時天文学者の間では「このまま地球に衝突するのではないか?」といわれたが、この時は無事に通り過ぎた。

だが、危機は去らなかったのである。なんとアポフィスは2029年に地球から32,500㎞の距離まで再接近し、今度こそ「地球に衝突する可能性が高い」とされているからだ!

32,500㎞なら大丈夫に思えるが、これは地球の周囲を回る人工衛星軌道の35,786㎞より近い距離なのである。つまり天文学的に考えればまさに「地球スレスレを通る」といっても過言ではなく、再接近時には地球の重力に“大きく影響される可能性“がある。

しかもアポフィスは直径340mで質量7,200万トンだ。こんな巨大な物体が時速5万4千㎞という超高速で宇宙空間をぶっ飛んでいる。そして地球に衝突した場合は推定で510メガトンという、莫大なエネルギーが生まれると試算されているのだ。

これは実に広島型原爆の“33,000倍“以上であり、もし陸地に落下した場合は周囲数千平方キロメートルが壊滅的な被害を受け、海上に落下すれば高さ百メートル以上の巨大津波が沿岸都市を襲うという。

しかもその後は爆発で舞い上げられた粉塵により『核の冬』といわれる全地球規模の環境激変が起こり、この分野の専門家集団である『アメリカ科学振興協会』によれば「人類はアポフィスの衝突で滅亡する可能性が高い」という、恐怖の警告まで発せられている。

しかし『NASA』(アメリカ航空宇宙局)は2013年「今後アポフィスが地球に衝突する確率は実質的に0%」という、“火消し目的“とも思える発表をしている。これは本当に信じられるのだろうか?

 

人類救済計画が秘密裡に進行中か?

たとえば2029年にアポフィスの地球衝突が「もはや避けられない」という“裏の試算“が出たとすれば、外部には一切知らされぬまま、ディザスタームービーの名作『ディープ・インパクト』のように、あらゆる生物を後世に残すため『ノアの箱舟』のような広大な地下シェルターが、主要先進国で“いま密かに建設中“なんてことも十分に考えられる。

しかしこの場合、“全人類“は救われない。政府要人、有名人や富裕層、トップレベルの科学者や技術者たちは助かっても、我々の大半は“救済不要“とされ、ある日“巨大な火球“と化したアポフィスをぼう然と見上げながら、なす術もなく“その場で立ち尽くすこと“になるのかも知れない。

 

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