『相棒』衝撃の“シャブ山シャブ子”に「差別を助長」と指摘も…

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11月7日放送のドラマ『相棒season17』(テレビ朝日系)第4話に登場した、“シャブ山シャブ子”と名乗る女性に大反響が起こっている。

ドラマで登場したこの女性は薬物依存症という設定で、ボサボサ髪にヨレヨレの白Tシャツ、短パン姿で登場。白昼の公園で、ハンマーを手に刑事を撲殺。奇声を発しながら高笑いする様子があまりに真に迫っていたため、わずか1分ほどの出演時間にもかかわらず、視聴者から「怖すぎる」「トラウマになりそう」といった声が上がるほど強烈なインパクトを残した。

その一方で12日、ニュースサイト『プレジデントオンライン』で、精神科医・松本俊彦氏が「差別を助長する恐れがある」と指摘。松本氏は医療関係者から「あのシーン、ヤバいよ」と連絡を受けて『相棒』を視聴したらしいが、松本氏によると、“シャブ山シャブ子”は「ただのゾンビ」「20年あまり薬物依存症の治療に関わってきましたが、率直に言って、あんな覚せい剤依存症患者はいません」と設定を問題視している。