“鉄道ファン”が激怒!テレ朝『モーニングショー』の炎上商法とは

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過去に炎上問題は数あれど、ここまで毎回“大騒動”を起こす人は珍しい。最近ではあまりにも頻繁に問題発言をするので“マッチポンプ”説まで飛び出すありさまだ。

「11月13日放送のテレビ朝日『モーニングショー』で、同局所属の解説委員としてレギュラー出演している玉川徹氏が、鉄道ファンを蔑視するような発言を行い、大炎上しています。玉川氏は東京メトロ千代田線6000系車両のラストランに鉄道ファンが殺到したニュースについて『心の中では激怒してますよ』とバッサリ切り捨てた揚げ句、鉄道ファンを『鉄ヲタ』呼ばわりしました。また、先日もシリアの過激派組織から解放されたジャーナリスト、安田純平さんの自己責任論について『ネットなんか見なきゃいい本当は。だから僕は見ないでしょ? 見なきゃいいですよ。見なきゃなかったことになるんですよ』と発言し、ネット民から嘲笑を買っています」(芸能記者)

玉川氏は1989年、京都大学農学部修士課程修了後テレビ朝日に入社し、現在は報道局主任として主にワイドショーで活躍している。『モーニングショー』では15年4月からレギュラーコメンテーターを務めているが、ここでの発言が毎回、大炎上の原因となっている。

「玉川氏は左寄りの発言が多いことから、“ネトウヨ”との相性が極めて悪く、ネット上ではその発言1つ1つがターゲットとなっています。また、自信満々に上から目線で発言することから、一部の視聴者からも不評の声が聞こえてきますね。ただ、当たり障りのないコメントでお茶を濁すゲストが多い中、ズバッと歯切れのいいコメントがウケている部分もあります」(同・記者)

 

辛口は番組方針?

もっとも、玉川氏の一連の炎上発言は、そもそもが“番組方針”だという関係者からの声もある。

「坂上忍にしろ松本人志にしろ、番組で辛口コメントが飛び交った方が、視聴者ウケがいいのは確かなんです。群雄割拠の朝のワイドショー戦争の中で、『モーニングショー』が15年10月のスタートからわずか2年あまりで年間平均視聴率民放トップを獲得したのは、森友学園問題や日馬富士暴行事件などの関心度の高いニュースが続いたこともありますが、それらを羽鳥慎一が分かりやすく解説する一方で、玉川氏が舌鋒鋭く“あおる”構図がハマったことも大きいでしょう。問題発言がネット上で糾弾されればされるほど、スタッフは喜んでいるんじゃないでしょうか」(業界関係者)

事件や事故が起きるたびに繰り返される不毛なバトル。イラッとする気持ちも分からなくはないが、安易にあおりに乗ってしまうと相手の思うツボということか。

 

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