『土下座』シーンだらけの今期ドラマ! 乱発に視聴者もゲンナリ

香川照之 

(C)まいじつ

今年の秋ドラマも折り返し地点を過ぎ、これから終盤に向けて物語もいよいよ佳境を迎えてくる。そんな中、ネット上では各局のドラマに対して奇妙な“共通点”を指摘する声が上がっている。

「実は今年の各局の秋ドラマには、なぜか“土下座”シーンがやたらとあるんです。『下町ロケット』(TBS系)の第2話では、佃社長(阿部寛)が、従業員に対して自分の非営利的な考えを理解してもらおうと、泣きながら土下座するシーンが放映されました。また、『ブラックスキャンダル』(日本テレビ系)の第4話では、美人マネージャー(山口紗弥加)の弱みを掴んだはずの週刊誌記者(片桐仁)が逆襲にあい、失禁、土下座して許しを請うシーンもありましたね。同作では他にも土下座を強要させるシーンがあります」(エンタメ誌ライター)

教師と中学生の禁断の恋を描き、放送を重ねる毎に物議を醸している『中学聖日記』(TBS系)でも土下座は登場。第5話で、クビにされそうな教師・聖(有村架純)のために、生徒の晶(岡田健史)が「先生を辞めさせないでください」と懇願する場面があった。

『獣になれない私たち』( 日本テレビ系)でも、八嶋智人が税理士役の松田龍平に泣きついて渾身の土下座を披露。

ネット上ではこうした土下座シーンの乱発に

《なんだか日本人の嫌な部分ばかりが目立つな》
《なんでも土下座すれば許されるということにならないか危惧している》
《人生において土下座するシーンってそうあるかな》
《お前ら土下座したことある?》

など、様々な意見が広がっている。

 

後味の悪さと痛快な爽快感を演出

しかしこの土下座連発には、“特別な理由”も存在しているという。

「ドラマにおける土下座シーンが視聴者に最大級のインパクトを与えたのが、2013年に放送された『半沢直樹』(TBS系)です。最終回では原作になかった土下座シーンを入れることで最高視聴率46.2%を記録。多くの視聴者が歯ぎしりをしながら頭を下げる大和田常務(香川照之)の姿を見て溜飲を下げました。土下座シーンというのは、なにか見てはいけない物を見てしまったという後味の悪さがある一方で、痛快な爽快感を味わえるという一面もあります。高視聴率を稼ぐには絶好のシーンというわけです」(同・ライター)

『獣になれない私たち』(日本テレビ)では、第1話からいきなり新垣結衣が土下座するシーンが放送され、ネット上では「ガッキーの土下座衝撃的!」「絶対に許してしまうやろ~」などと言った意見が上がった。

安易な土下座シーンには否定的な意見もあるが、ドラマとしては正しい演出かもしれない。

 

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