最近、一部の芸能女子アナサイトに、何ともユニークな記事が出た。フジテレビの小澤陽子アナが「エース候補」なのだという。
小澤アナは2015年、慶応大学卒業後に入社。元『ミス慶応』グランプリ受賞者として注目の的となった。
「『ミス慶応』はミスキャンパスの最高ブランド。ファイナルに進出すれば、それだけで採用する局も多かった。しかし、ここ4、5年、慶応のミスコン出身者の質の低下が囁かれ、一部では主催サークルの人間が自由に決めているというウワサが出ていました。しかも選考メンバーに“味見”された子が有利だなどという、根も葉もない与太話さえ風聞されていました」(慶応大学関係者)
大学のミスコン全般にありがちな“やっかみ”のようなものだろうが、とにもかくにも小澤アナの評判は芳しくなかった。
「入社時、局内でも『エーッ!? これがミス慶応?』という感じでした。好みの問題と言えばそれまでですが…」(フジテレビ関係者)
ミス慶應VSミス早稲田
小澤アナと同期入社は宮司愛海アナ。彼女は『ミス早稲田(早稲田コレクション)』の出身だ。
宮司アナは入社当初からウケが良かったようで、局のエリートコース『めざましテレビ』を経て、今は夜のスポーツ&ニュース『S—PARK』のMCとして出演している。
「宮司アナはアイドル風のルックスなのですが、しゃべりは淡々として滑らか。それで夜ニュースを任されたといいます。『めざまし――』でも人気があったので、たまに“ゲスト”でも出ていますね」(同・関係者)
現在、小澤アナは『みんなのKEIBA』など、おおよそ主力ではない番組を担当。他にBSにも出演している。
「宮司アナと小澤アナは『めざまし――』に一緒に出ていましたが、片やフジテレビのスポーツ部門のブランドを冠した番組のメインMC、片や競馬中継の進行ですからね。明らかに小澤アナが脱落した感じです」(女子アナライター)
そんな小澤アナを、冒頭の芸能サイトは、なぜ“エース候補”として持ち上げたのか。
「担当者が女子アナの世界を知らないか、それとも宮司アナを貶めたいのか。全く的ハズレな記事で大いに疑問。“???”という感じです。局の小澤ファンが情報を流したのかもしれませんね」(同・ライター)
何はともあれ、同期同士で切磋琢磨し合って頑張ってほしいものだ。