「2030年のフィリピンでは、国民の脳にブレインチップを埋め込むことを開始しました」 西暦2030年から現代にやって来たタイムトラベラーが、まるで人気漫画『DEATH NOTE』(デスノート)のような世界を語った。
「ノア」と名乗る男性が顔にモザイク、音声加工の上で、YouTube専門オカルトチャンネルのアペックスTVに登場した。
「フィリピンでは、できるだけ多くの国民の脳にブレインチップをインプラントする方針だが、拒否権もあります。ブレインチップを埋め込みたくない人は『ノー』と言えばいいだけ。だけど、ブレインチップはとても便利なので、フィリピン政府としては全国民へのインプラントを義務付けたいようですね」
現在の考えからすると、ブレインチップはすべてのデータを政府に把握されるなど、プライバシー侵害にあたりそうだ。
しかし、ノア氏は「すごい便利なんですよ。病院に行ったら、すべての病歴や入院歴、健康診断のデータなどが瞬時に表示されるんです。それで、何百万人もの命が救われているんです」と語る。
プライバシー問題を除けば、個人のデータがデータベースで共有されることは非常に有益だ。
オカルト専門家は「麻薬犯を射殺するなど、豪腕のドゥテルテ大統領政権が続けば、脳にチップを埋め込むことの義務化はありえますよね。犯罪抑止に抜群の効果がありますから。実は人権無視国家の中国では、かなり大胆な防犯実験が行われているんです」と指摘する。
新世界の神はそこまで来ている
現在、中国のある都市の公安(日本の警察にあたる)はメガネ型ディスプレーを導入しているという。
「そのディスプレーには犯罪者のデータどころか、駐車違反やスピード違反、レンタルビデオや図書館の延滞など、犯罪傾向のある人物というか、〝犯罪予備軍〟のデータと顔認証が表示されるんです。レンタルビデオ延滞の常習犯が歩いているとすると、公安のメガネ型ディスプレーに表示されます。ちょっと尾行すると、そいつが万引するところを把握し、現行犯逮捕に至ったケースもあるということです」と同専門家。
他に、脳にチップを埋め込むとどういうことが想定されるのか。
「例えば、『爆弾』『テロ』などという単語を発した人の住所氏名や現在位置のデータが瞬時に警察に転送されたり、犯罪行為をしようとする人の体をチップからの電流でしびれさせたりと、かなりの防犯効果が期待できますね」と話している。
実現すれば、一般人のプライバシーが侵害される代償として、悪人が駆逐される“いい世の中”になりそうだ。
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