激変!『イッテQ!』など「路線変更」で生き残った人気番組たち

内村光良

画/彩賀ゆう (C)まいじつ

視聴率が取れなくなると、番組はテコ入れにテコ入れを重ね、どんどん内容が変わっていく。そして当初のコンセプトとまるで違う内容で、世間に定着してしまうことがある。

代表的なのは『さまぁ~ず』と優香がMCを務める番組『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』(テレビ朝日系)。今では高学歴タレントが集う本格派クイズ番組になっているが、元のコンセプトは全く違う。レギュラー出演する芸人たちが、それぞれバラエティーに富んだ「クイズ」を持ち寄ってプレゼン。『さまぁ~ず』と優香がそのクイズを採点するといったものだった。

しかし視聴率低迷の中で、「プレッシャーSTUDY」というお勉強クイズ企画がヒットしたため番組が一新。今では「プレッシャーSTUDY」しかやらなくなり、初期段階でレギュラーだった青木さやか、『アンタッチャブル』、『ロバート』、『南海キャンディーズ』といった芸人たちの出演機会が激減してしまった。

 

『イッテQ!』も大激変?

『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)も、初期のコンセプトはまるで違う。今の番組は、『ダウンタウン』がゲストとお酒を酌み交わし、本音で語り合う「本音ではしご酒」という企画のみを放送している。

しかし当初は、ほぼ生放送(5分遅れのディレイ放送)をするというコンセプトだった。そのため、番組名に「なう」がついている。だがある日、スペシャル企画で「本音ではしご酒」を放送したところ大ヒット。それから「本音ではしご酒」だけを放送するようになり、番組プロデューサーも、「(過去の形には)もう戻らない」と明言している。

今や民法トップのバラエティー番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)も、初期のコンセプトとは違う。最初は、「蛍の光で勉強できるの?」「宝石は買うのと探すのどっちが安い?」といった子供の疑問を調査するべく、世界各地に子供とともに出向き、現地で疑問を解決する番組であったのだ。

テコ入れをして番組内容が変わってしまうのは悲しいが、テコ入れしないまま打ち切りになるよりはマシかもしれない。

 

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