日本でも導入すべきか? アメリカの「ストーカー裁判」で下された驚きの判決

「最近、インドネシアでは、学校から帰宅途中の14歳の少女が、10代の少年グループに強姦され殺害された事件が起きました。これをきっかけに、子供への性犯罪には死刑を最高刑とする法律が施行されました。さらに、性犯罪者には『化学的去勢』を実施することも認められています。スウェーデンでは研究者らが、幼児・小児に性的欲求を抱く“ペドフィリア”障害を持つ男性に対する、化学的去勢を実施するための研究資金を募るなど、去勢をめぐるさまざまな動きがみられています」(性カウンセラー)

性犯罪に対して、世界は重罪を求める傾向が顕著だ。しかし、日本ではストーカーに限らず、セクハラやパワハラ、盗撮などは、極めて悪質であるにもかかわらず刑事罰はさほど厳しくない。これが類似事件の予防にならない大きな要因だ。

米国ではつい最近、ストーカーおよび盗撮に絡んで、超巨額な賠償裁判が結審して大きなニュースになった。被害者は、FOXやABCなどの大手テレビ局の女性キャスター(当時30歳)だ。

「事件は、2008年に取材のため滞在したホテルで、女性キャスターが自室内で裸になっているところを、隣の部屋に滞在していたストーカー(当時46歳)に盗撮され、その動画をインターネット上に流出されたというものです。この男の盗撮での刑事罰は、懲役2年半と軽微でしたが、彼女は隣室を犯人に与えたホテルに対し、7500万ドル(約81億円)もの巨額の損害賠償訴訟を起こしたのです」(スポーツ紙芸能記者)