“セクハラ”が怖い!?『ハラミ会』に象徴される男性の「飲み会」事情

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今、男性会社員の間で『ハラミ会』が大盛況だと、ネット上で話題になっている。

男性同士で焼き肉でもする会なのか? と不思議がる人も多いだろうが、実は肉のハラミではなく『ハラスメントを未然に防ぐ会』、略してハラミ会なのだという。

「もともとは、瀧波ユカリ氏による漫画作品『モトカレマニア』の中で登場した言葉です。それがツイッター上で拡散し、話題になっています。漫画に登場する男性社員たちが、主人公の女性社員ユカリに対して、『われわれは一般女性とは飲みません(ホステスなどのプロとは飲む)。だから歓迎会はないんだ』『オレ達ハラミ会の会員だから。飲みの席でうっかりセクハラする自分に嫌気が差した男たちだけで飲む会なんだ』と宣言するシーンがあり、この発言に感銘を受ける男性が続出したのです」(エンタメ誌ライター)

ネット上では、

《プロの女性ならいいって差別じゃないのか》
《女性を排除するというのも問題でしょ》

などと、否定的な意見も聞かれるが、その一方で大多数の男性からは、

《これぞリスク回避のお手本》
《無用なトラブルを避けるためにはありかもしれない》
《女子会があるんだから男子会があってもいいのでは》

など、概ね好意的な意見が広がっている。

 

フィクションにしても身につまされる

「近年、ハラスメント問題に対しては、より厳しさを求められるようになっています。同性同士でも部下を気軽に飲み会に誘うことさえ禁止されていますからね。セクハラに関しては、たとえ悪意がなくても、相手側がセクハラと感じたらアウト。ハラミ会のシーンのように、女性を排除したからといって、根本的な解決にはなりませんが、フィクションといえども、思わず納得してしまった男性がこれだけ多いということは、それだけ根深い問題を抱えているということでしょう」(同・ライター)

漫画のごく一部分が切り取られて拡散してしまったために、現在ネット上では、賛否両論入り乱れての大論争が繰り広げられているが、実はこの物語には続きがある。

その後、主人公ユカリが正社員になったことをお祝いして、社員たちが歓迎会を開くことになる。「ハラミ会じゃなかったの?」と不審に思うユカリだが、社長自らが「下ネタトークやお下劣なゲームなども封印し、難波さんが参加しても、われわれに合わせて無理をすることなどないように努める所存であります」と宣言しているのだ。

作者の瀧波ユカリ氏自身がツイッターで「フィクションですから!」と投稿するなど、思わぬ広がりを見せたハラミ会論争。男性にとっては身につまされる思いがあったに違いない。

 

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