『さんタク』いよいよ「番組打ち切り」を賭けた“最後の戦い”に挑む

画/彩賀ゆう

明石家さんまと木村拓哉がさまざまなことにチャレンジする正月恒例の特番『さんタク』(フジテレビ系)が、1月1日夕方4時からスタートする。

今年はさんまと木村が横浜に出現し、中華街で小籠包に舌鼓をうったり、八景島シーパラダイスでイルカの調教にチャレンジする。

今や地上波でのレギュラー番組はゼロという木村だが、2003年にスタートした『さんタク』だけは例年通り参加。番組が19年続いていること自体は立派だが、視聴者の間ではもはや完全に“オワコン”と位置付けられており、むしろ今年も「まだやるのか!」と驚かれている。

「今回の放送では一級船舶免許を取得した木村が、自らクルーザーを操縦し、一泊二日の船旅に出るという構成です。木村自身は加山雄三のような若大将ぶりを見せつけたいのでしょうが、バブル時代のような安易な演出に早くもネット上では白けた空気が漂っています」(エンタメ誌記者)

昨年の放送では視聴率が5.9%と大爆死。さんまが出演した他の正月番組は軒並み20%近い数字をたたき出していたことから、ネット上では《どんだけキムタク足引っ張ってんだよ》《もうキムタクと一緒に番組やることないだろ》《2人だけの内輪番組。視聴者は完全に蚊帳の外だな》など、手厳しい意見が殺到した。

 

視聴者の期待するモノは何もない

「関係者の間では何度も打ち切りの話は出ているようですね。一時は『SMAP』解散騒動について、さんまが出所不明な裏情報をしゃべり過ぎたため、ジャニーズ事務所も番組を切ろうとしていました。しかし、事務所が考えていた以上に木村の人気がダダ下がりし、今ではさんまの力を借りたいと方針を変えたとか。しかし、ドラマはともかく、木村のバラエティー需要はほとんどありません。また、木村自身もバラエティーはSMAP時代で卒業し、本心は俳優一本でやっていきたいと考えているようです。視聴率次第では、今回の放送が本当に最後となるかもしれませんね」(芸能記者)

番組内では「(自分の船を)買わへんのか?」と聞くさんまに、木村が「買って! フェラーリ10台分(笑)」とおねだりするシーンもあるというが、いくら芸能人とはいえ、正月から浮世離れした金銭感覚を持ち出されては、視聴者の共感を得るのは難しいだろう。

「ブリを釣って、ぶり大根を作りたい!」というさんまの願いが、今回の番組テーマだというが、相変わらずのチグハグさが果たして視聴者にどう映るのか。今年は番組存続をかけた試練の放送かもしれない。

 

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