“エロス”に過剰反応!? 謎のクレームで差し替えになった「CM」

広瀬すず 

(C)まいじつ

さまざまな視聴者に配慮し、自主規制を敷いているテレビ業界。番組のみならずCMも同様で、放送打ち切り・差し替えになった作品が多く存在する。

CMの差し替えには、大きく分けて2つのパターンがある。内容に対するクレームと出演者の不祥事がこれにあたるのだが、12月23日に投開票された「宮崎県知事選挙」の広報はこの両方が要因となった。

同広報にはお笑いコンビ『とろサーモン』が起用されていた。ご存じの通り、12月2日の『M‐1グランプリ2018』(テレビ朝日系)終了後、ボケの久保田かずのぶによる“暴言騒動”が発生。すると、2人が投票を呼び掛けるテレビCMに「ふさわしくない」といった苦情が県に寄せられ、選挙公報と新聞広告は差し替えられてしまった。

4月には『ヤマト運輸』と自動車メーカー『スズキ』が、『TOKIO』元メンバー・山口達也の強制わいせつ事件を受け、同グループが出演していたCMの放送中止を決定。両社とも現在は全く別のCMに差し替えられており、契約打ち切りで関係を断たれた形となっている。

 

卑猥な連想は差し替えられる傾向に!?

出演者の不祥事というやむを得ない理由に対し、“過剰反応”とも思える差し替え・打ち切りも多い。

2015年、女優の広瀬すずは『明星食品』のカップ焼きそば『一平ちゃん夜店の焼きそば』のCMに出演。しかし、トッピングのマヨネーズをかけた後「全部、出たと?」とつぶやくセリフが「卑猥に聞こえる」「エロを意識してる」などと話題になり、放送から10日ほどたってから「好きな人おると?」とのセリフに差し替えられた。

さらにさかのぼると、1996年に放送された『スカイライン』(日産自動車)のCMは、牧瀬里穂の「男だったら乗ってみな」とのセリフが“性行為を連想させる”として放送打ち切りに。1993年の『ハッシュドビーフ』(ハウス食品)も、CM内の「あら、こんなところに牛肉が♪」とのフレーズに“買ったことを忘れるほど時間が経過している”“消費期限が切れた肉を使うのか”などの苦情が寄せられ、あえなく打ち切りとなってしまった。

短時間という制約があるため、どうしてもインパクト重視になってしまうテレビCM。しかし、そこにばかり目がいくと、差し替えや打ち切りといった身もフタもない事態を招いてしまうようだ。

 

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